こんにちは、maru-shikakuです。
三脚は以前、スリックのスプリントミニⅡという1kg未満のトラベル三脚で星空撮影を頑張ってました。
が、風でガタガタ震えてたのを見て、買い替えを決意。
安くてしっかり、でも軽いカーボン三脚を探してみたら、やっぱりスリックがいいかなと思って、ライトカーボンE74を購入しました!
スリック(株)は(株)ケンコー・トキナーの子会社で埼玉県日高市にあるメーカーです。名前から中華系だと思ってたら国産でした^^;
ライトカーボンシリーズはグレードがいくつかあって悩みどころ。
その中で今回わたしが購入したE74は、フルサイズミラーレス一眼にちょうどいいサイズです!
一眼レフでも軽量フルサイズやAPS-Cまでなら全然大丈夫な耐荷重。
それではレビューです。
最後の方に他社の三脚と比較しています。迷ってる方はそちらもご覧ください!
外観
バッグがちゃちいのが唯一の難点でしょうか。ペラペラのポリエステル。
まあ物が入ればなんでもいいや。
それ以外はかなり満足度高いです。
雲台が付いてないタイプを購入しました。
脚だけのモデルがamazon限定で存在するんですよね。
雲台に関しては、すでに持っているSIRUI K-10Xを流用します。
いい三脚以上に雲台は大事だと実感したわけですが、ここでいい三脚が手に入りまして、めでたく最強になりました。
雲台を取り付け。流石にスプリントミニⅡと比較するとゴツいのがわかりますね。
ゴツいのに、1.25kgと見た目以上に軽いです。
脚の太さは25mmです。
耐荷重より脚の太さを目安にしろと言われますが、フルサイズミラーレスなら必要十分な径でしょう。
収納時、雲台込みの長さは57cmくらいです。
脚を広げるには関節部分を回転させて緩ませます。
3段と4段がありますが、よりコンパクトになる4段をチョイスしました。
雑なトリミングで申し訳ありませんが、脚だけ全て伸ばしたサイズ感はこの通り。
以前のとはだいぶ違いますね。よくこれでやってこれたな(^_^;)
センターポールを伸ばさなくても140cmとかなり長い。
望遠レンズ
標準レンズ
なんでもござれ!
センターポールをMAXに伸ばした場合、
174cm。これにカメラが乗っかるので、バスケやバレー選手でなければ、大抵の人のアイレベルには到達しますね。
スペックまとめ
↑箱にわかりやすくまとめられてて、これ一発でわかっちゃいますが、amazonに文章があったのでそちらも引用しておきます。
全高(全て伸ばした高さ) | 163.5cm |
---|---|
耐荷重 | 4kg |
地上最低高 | 18cm |
縮長(持ち運び時) | 47cm |
重量 | 1.26kg |
パイプ径/段数 | 25mm/4段 |
雲台取付ネジの規格 | U1/4インチ |
その他 | E63の耐荷重では不安な方に。 |
似たようなスペックの他社の三脚と比較
実際にSLIKがどのあたりに位置してるのか、他社品の似たような価格帯・スペックの三脚と比較してみました。
- Manfrotto(マンフロット)
三脚といったらマンフロ。ライトカーボンE74と近しいスペックですと、こちらの190シリーズカーボン4段(脚のみ)になります。
比較(カッコ内の数字はSLIKライトカーボンE74との差異)
全高(全て伸ばした高さ) | 160cm(-3.5cm) |
---|---|
耐荷重 | 7kg(+3kg) |
地上最低高 | 8cm(-10cm) |
縮長(持ち運び時) | 52.5cm(+5.5cm) |
重量 | 1.6kg(+0.34kg) |
パイプ径/段数 | 24mm(-1mm)/4段 |
雲台取付ネジの規格 | U1/4インチ |
優れている点は、まずデザイン。マンフロットらしさ全開でかっこいいですね。
それと地上最低高。
脚を低くすることに加えて、センターポールが水平に倒れるからこの低さが実現できます。ローアングル多用したい場合は便利。
センターポールが水平にできるとはつまり、テーブルフォトでよくみられる俯瞰撮影も得意ということ。
重さやパイプ径、そして価格(7,000円くらいの差)がネックです。
- Velbon(ベルボン)
比較(カッコ内はE74 3way雲台付きタイプとの比較)
全高(全て伸ばした高さ) | 162cm(-10.5cm) |
---|---|
耐荷重 | 3kg(-1kg) |
地上最低高 | 25.2cm(-1.8cm) |
縮長(持ち運び時) | 54.5cm(+1cm) |
重量 | 1.79kg(+0.01kg) |
パイプ径/段数 | 25mm/4段 |
雲台取付ネジの規格 | U1/4インチ |
ベルボンも人気の三脚メーカーですよね。
上の商品がかなりE74と似てるスペックです。価格帯もほぼ同じ。
こちらは3way式の雲台が付いてます。あとストーンバッグ付き
ただE74もお値段ほぼ据え置きで3way雲台付きのタイプがあります。
※上の比較表は同じ3way式での比較です。
ここまで似てると好みだったり、最後に書くセール価格でSLIKかなという範囲ですね。
- Tycka
全高(全て伸ばした高さ) | 148cm(-15.5cm) |
---|---|
耐荷重 | 8kg(+4kg) |
地上最低高 | 38cm(+20cm) |
縮長(持ち運び時) | 38cm(-9cm) |
重量 | 1.33kg(+0.07kg) |
パイプ径/段数 | 25mm/4段 |
雲台取付ネジの規格 | U3/8インチ |
驚異のコスパを叩き出すTycka(ティッカと読む?)。
なんとカーボン三脚で12,000円という価格。
雲台もついてますし、収納時の38cmは驚異的な短さ。
スペック的にもライトカーボンE74とそこまで変わらないですね。
劣る点は全高、そして地上最低高ですがこれでも十分という方は少なくないはず。
あとはスペックに現れない細かいところでどうかなー。そこが心配でスリックにしました。
雲台が良くないレビューがあるから、そういう時こそSIRUI K-10Xです。
amazonタイムセールが狙い目
ライトカーボンですが、
わたしはamazonのタイムセールで購入しました。
amazonはだいたい月一でタイムセールやりますよね。
セール時は高確率で安くなってます。
E74脚のみも12% OFFの実績があり(2019/4/20時点)。
タイムセールになったらチェックしてみてはどうでしょうか。
それでは!