まるしか Photo & Art Blog

一眼で写真撮影と美術展感想がメインテーマの、ちょっと突っ込んでみたブログです。

2019年に買ったカメラ本13冊すべての感想です

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こんにちは、maru-shikakuです。

 

今年もカメラ本をそこそこ買ったので、ご紹介です!

偶然にも去年と同じ13冊でした。それではどうぞ。

 

 

初心者向けの本

写真の上達には近道がある カメラの使い方より大切な「見る力」を身につける方法

思ったより初心者向けで、5分で読み終えてしまう内容でちょっと物足りない。

ただ、カメラの設定もわからないような初心者は、カメラ操作の本と合わせて試しに読んでみるといいと思います。

 

kindle版だとスリーコインで買えてしまいますし。

 

この本は、日常をどう撮るかという考え方と構図の話です。

足元を撮ってみよう、雨の日を撮ってみようといった、気づきを与えてくれる本です。

 

作例はやはりプロの講師の方の作品でうまいです。それでいて近場の撮影ばかりなので、真似したら撮れそう。「作品ってほんのちょっとの視点の違いだけでいいんだ」というのがわかります。

 

 

露出を極める

 

特にシャッタースピードに着目してまとめられたナショジオ構図本の一つ。

初心者とか上級者とか関係なく写真を撮る人すべてにおすすめです!

 

名著『構図を極める』の前身で重複する箇所もありますが、依然として素晴らしい内容。

 

シャッタースピードの違いで写真はこう変わるとか、

迷ったら露出はどこに合わせればいいとか、

そういうことがわかります。

 

それとやっぱり被写体に寄ることの大事さはナショジオ本共通です。

 

あと、露出とは関係ない個別のトピックスも参考になります。

フィルターの章もあり。C-PLフィルターの重要性はこの本が教えてくれました。

 

『構図を極める』と、あとで書く『構図の法則』と合わせて3冊あれば、初心者から上級者までためになる構図本3種の神器は完成です!

 

最近はこの著者の絞れ絞れという意味がちょっとだけわかってきたかな。F22まで絞らないとパンフォーカスにならない画面って、大体面白い構図になりますからね。

 

中級者向けの本

構図の法則

 

ナショジオ構図本の一つ。『露出を極める』や『構図を極める』の著者じゃないです。

内容はその2冊より難しいですね。これ全部理解できたら相当腕は上がると思います。

 

極めるの2冊はどちらかというと奥行き感の演出がメインでした。

『構図の法則』は遠近法の種類について説明しているのもありますが、平面でのビジュアルウェイトについて詳しく説明しているのが特徴的

 

この本も構図を理解する上で欠かせない一冊です。

 

最高の一枚を映し出す写真術

 

人気snsフォトグラファー別所隆弘さんの考え方と作品が詰まった本。

 

この方の写真に対する考え方はユニークで、

文学や映画からインスピレーションを受けて作品をイメージし、

イメージに近い現実風景を撮るというもの。

 

でも、今の人気フォトグラファーはだいたいそういう発想なのかもですねー。

 

現実を見てそれをどう撮るか考えるより、映像作品とかの虚構に近い現実を探してそれを撮るというアプローチ。

 

長くなりすみません、作品は写真集としていいですが、参考になるかというと個性が強すぎてうーんって感じです。

 

作品を撮るまでの考え方を学ぶ本として見るといいと思います。

  

オールドレンズの本

オールドレンズ・ベストセレクション 

 

 

本屋で見かけた時、なんだこれは?辞書か。と思うほど分厚くでかい本でした。 

オールドレンズ172本!!

 

これを全部試写しまとめた澤村さんはすごいです。さすがオールドレンズ第一人者。

マウントの数ってこんなにあるんだと思っちゃいますし、アンジェニューとか、シネレンズって面白そうだなと危ないことを考えたりしてしまう本です。

 

ほんとは本屋で買いたかったのですが、重すぎる。

写真関係の本は基本紙の方が見やすいと思いますが、この本は辞書なので、kindle版を買ってスマホで見るのがちょうどいいです。

 

 

星空撮影の本 

成澤広幸の星空撮影地105選  

星景写真コンテストの入賞者の作品を元に、日本全国の星景撮影地を紹介しようという本です。

星景写真の作例自体貴重なので、かなり参考になります。

一通り星空本を読んだ人なら買い。 

 

たまに飯田ともきさんのカメラバカにつける薬キャラが出てきます。

星景撮影あるあるが面白い!

 

ただ、紹介されてない県もあり。地元宮城県が一枚もないのにがっかり。

 

でも、南に仙台の大光害があり、天の川を撮りにくく、星景写真家には人気が低いだろうなと予想した通りです。福島の作例はいっぱいあるんですけどねー。

 

星景写真の撮影時の注意点などためになる内容もあり、なかなかコスパの高い本です!おすすめ!

 

ライティング関係の本

ポートレート・ライティングのアイデア帳 (玄光社MOOK)

レベル高いです。プロのセッティングについてなるほどと思わせる本。

でも、一つ一つは基本的なことなんですよね。

 

この本は、全部をストロボに任せるのではなく、場合によっては自然光とミックスしたり、自然光のみでライティングする選択も紹介しています。

 

もう少し読み返して理解したい。

 

レタッチ関係

写真の学校 デジタル写真の色を極める!

有名レタッチャー桐生彩希さんの本。

 

写真の見栄えを良くしたいけど、レタッチってどうやるの?というユーザーから、写真の色味について理論的に勉強したい人まで幅広くという感じ。

 

ディスプレイやプリントの話など、表示媒体の方もカバーしています。sRGBとadobe RGBの違いはこの本で初めて知りました。

 

レタッチにはphotoshopを使用しているため、Lightroomのみの人にはややとっつきにくいかもしれません。

しかし操作は違っても、レタッチの基本的な考え方は十分参考になります。

 

写真の学校というタイトルにあるように、写真学校の教科書のように色味について一から教えられます。軽いですが分厚く、確かにこれ一冊で講義を受けたような感じです。

 

読み返しながら習得したい本。

 

超絶レタッチ術

人気snsフォトグラファーたちによる極めてインプレス社らしい本。

つまり、すごい作品とレタッチ術ばかりだけど、個性が強くて参考になりにくい。

 

こういう本はプロの小技紹介が一番ためになります。

 

わたしはLightroomプラグインのニックコレクションのフィルターの使い方が参考になりました。ニックコレクションは2も買ってみたけど持て余していたので。

 

北村祐介さん、斎藤朱門さん、杉本優也さん他、SNS有名人がここまで勢ぞろいした本はないですね。興味がある人はチェック!

 

フォトグラファーのためのカラーコレクションレシピBOOK

シネマ調やフィルム調のすべての見本が乗ってます。すべてです。

それをLightroomでマニュアルで作り上げるという内容。

 

本当にすごい本ですけど、じゃあどう活かすのかと考えると持て余しちゃいます。フィルターは基本的に準備してくれるソフトがいっぱいありますので。

 

レシピ通りにするんじゃなく調整のやり方を応用して、自分の色を作りたい方向けの本ですね。

 

見る人がみれば宝の山です。

 

写真について考えたい時に読む本

ソール・ライターのすべて

 

中望遠スナップの鬼、ソール・ライターの回顧展の図録が一般販売されてます。

 

スナップの分野では永遠に頂点に立ってるお方。街ブラ撮影をされる方は買っておいて損はありません。

 

パラパラっと眺めただけでも分かりやすく、恐ろしくうまい作品ばかり。まだ積ん読状態なのでそろそろじっくり読もうと思ってます。

  

フォトグラファーズアイ、フォトグラファーズマインド

 

 

構図が6割、表現方法が4割の2冊。

読んだけどかなり難しい本です。半分も理解できてないかも。

 

というのも、この著者の文章が美術書の解説みたいに文学や哲学、美術の知識がそうとう入ってるからです。絵画の話はしょっちゅうでますし。

 

わかったところでは、アイだと、ある場面の連続写真を並べて、なぜ著者はこのタイミングの写真を選んだのかについて解説してるところ。

 

その写真だけ構図の線がはっきり出来てておー!と納得できました。

 

マインドでは、マンネリな写真、つまり一瞬で理解されてしまう写真を避ける技について。

 

おー!となりました。たぶんまたまだ実践するには力不足ですけどねー。

 

あとで読み返さないといけない本だなと思いました。 

 

おまけ:ライカの本

Cameraholics Vol.2 (ホビージャパンMOOK 968)

ライカファンによるライカファンのための本が今年もvol.2としてやってきました。

前作と同じく高いんですけど、大きく引き伸ばされた写真はいいですね。

 

特にライカで撮られた階調性の高い写真は大きくてこそ!という感じがします。

 

 

やはりハービー山口さんのポートレートはいつ見てもいい。

というか撮ってるレンズが気になる。エルマリート2ndが欲しくなります。

 

個人的に日本で1位2位を争うポートレート写真家だと思う福島裕二さんの写真もあります。

 

vol.2の目玉はリーズナブルなライカオールドレンズの特集です。

これだけのために買ってもいいかも。うーん、やはりズマロンが気になりますね。沈胴ズミクロンも。いけない本だ。笑

 

最後に 

以上、13冊。

写真の撮り方は結構ネットに上がってる記事で済ませられそうなことが多くなってるものの、やっぱりナショジオの本は名著ばかり、内容の豊富さと理解のしやすさで頭二つは抜けてます。

 

結構本が多くなったので来年は購入をひかえます。多分。

それより今ある本の再読がしたいですね。

ナショジオ本も何回も読んで何回も気づかされますし。 

 

再読、おすすめですよ。

それでは!

 

こちらは去年のまとめ。

 

www.maru-shikaku.net