こんにちは、maru-shikakuです。
↑スターウォーズ初心者や過去作をさっぱり覚えていない人は読んでみてね。
12/15(金)に公開されたスターウォーズep8。
公開当日に行きたかったのですが、飲み会の予定が重なって観るのが遅くなりました。
もうレビュー記事はたくさん出てるだろうな。でも観る人によって感想は違うはず。
スターウォーズ好きだけど7から見始めたニワカファンのネタバレなしレビューを今回はお届けします。
監督ライアン・ジョンソンのストーリーは想像を超えた
前作ep7は、特に古くからのファンが長い間望んだ新シリーズの始まり。
ということで、新しい登場人物と同じくらい旧作のキャラクターが現れ、それぞれ見せ場を作ったせいで、尺の割には物語の深みが若干ありませんでした。
今作の脚本・監督を務めたライアン・ジョンソンは、戦闘シーンの迫力はもちろんのこと、前作からのキャラクターに旧作の主人公ルークを含めた登場人物の内面を深掘りしつつ、うまいこと物語にからめることに成功しています。
人物の中では、
の見せ場が特に印象に残りました。
展開としては予告編で考えた予想をはるかにうわまわり、どんでん返しどころか、2転、3転、ええっ? 今度はそうなるの?? という感じで見せ場が何重にも襲ってくる。次から次へインパクトがあるこの感じ、これぞスターウォーズの展開ですね! 最初のやや退屈なところもお約束になっちゃったね。そこを過ぎれば152分という長丁場も苦じゃなくなります。
悪役カイロ・レンの葛藤に注目!
映画パンフの監督インタビューにて、
カイロ・レンは脚本の段階で、僕が最もエキサイトしたキャラクターだ。最初の『スターウォーズ』では、ダース・ベイダーは偉大なヴィランだったが、ルークとの関係を除いて、決して観客が共鳴できるようなキャラクターではなかった。ベイダーはモンスターだ。恐ろしい父親なんだ。だからこそ、黙って従う他ない。思春期から大人へ移行する物語では、特にベイダーは外的要因を持つ力なんだ。観客はルークがその移行期を経験することに共感を覚え、ベイダーは子供が大人になるまでの本質的な道先案内人だ。彼(カイロ・レン)の青春は怒りに満ち、両親を否定し、そこから逃げたいと願う。観客が、惑星から星々を見上げる希望に満ちたレイに対して共感するのと同じように、カイロ・レンにもまた共鳴できる部分がある。そこがワクワクするんだ。
出典:映画パンフレット p.44 INTERVIEW WITH RIAN JOHNSON
監督はこのように語っています。
確かに今作の実質の主人公はカイロ・レンです。
ep7では、ダース・ベイダーという偉大なおじいちゃんに憧れて暗黒面入りしたカイロ・レン。子供っぽい仕草が目立ち、多少の悩みはみせるものの、はたして悪役として魅力的になるのか少々心配でした。
今作では彼の内面がクローズアップ。序盤早々にある決心をし、そこからじょじょに吹っ切れていく。子供から大人になっていく過程の葛藤が出てきます。その苦しみは表立って現れはしないんだけども、観客には伝わってくる。
ついには振り切れた。そのときの決意表明のセリフはもうめちゃくちゃカッコイイ! この映画ではぜひ彼に注目してみてください。
ちゃんと笑いどころもあり
スターウォーズならではのユーモアももちろん健在。
BB-8

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前作に引き続きBB-8がお茶目な助手として大活躍!
彼の小物っぷりは敵だけど笑える!
チワワみたいな目で見つめてくる生き物 ポーグ
どうする? アイフル〜♪ なシーンあり。
※このネタ今も通じますか?
最後に・おまけ
いかがでしたか?
主人公レイが強すぎ。とか、フォースってそんな力だったっけ? っていうツッコミどころは多少ありますが、そんなの関係ねぇ! と思えるくらいこれからのep9を期待させる映画だったと思います。内容だけでなく、音楽もイイ!
そこはぜひ映画館に行って、迫力のサウンドを体感してくださいね。
それと、今回気づいたんですが、カイロ・レンって、見た目も喋ってるところも、海外ドラマ『フレンズ』の”ロス”に似てませんか?
観てる間、カイロ・レンいいなあと思いつつ、ロスだ!って思っちゃいました。
わかる人にはわかるかな?