まあるい頭をしかくくするブログ

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カメラを中心とした、生活に”こだわり”を見つけ出すブログです。

ライカのマイナーレンズ・ズミタール50mm F2.0をレビュー

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こんにちは、maru-shikakuです。

 

そろそろα7Ⅱで遊ぶオールドレンズも第2弾いってみようかなと思いまして、Neverまとめを見ながら、数千円から1万円台の

  • ぐるぐるボケの ヘリオス44 58mm F2.0
  • 星型ボケの インダスター61 50mm F2.8
  • 高コントラストな パンカラー 50mm F1.8

あたりに手をつけようかと考えていたのですが、「安物買いの銭失い」という言葉が頭をよぎりまして、ちょーっと待ったと。

 

SMC Takumar 28mm F3.5は広角レンズをとりあえず使ってみたいという明確な目的がありました。

上の3つのレンズには買う目的があるのか?

そこで、以前からずっと気になってたライカのレンズをこの際買っちゃおう

ライカのグレーの色の出し方、すごく気に入っちゃいまして。

 

ということで、色々と調べた結果、

ズミタール50mm F2.0を購入しました!

 

 

ライカレンズの種類について

名前の決め方

以前ライカ製のレンズの名称は例えばテッサータイプのレンズはエルマー、プラナータイプのレンズはズマロンのようにレンズ構成によって決められていた。しかしその後ほぼF値によって決められるようになっている。例えばF1から1.2はノクチルックス、F1.4はズミルックス、F2はズミクロン、F1.5はズマリット、F2.8はエルマリート、それより暗いレンズはエルマーである。

出典:wikipedia

あれ、ズミタールは…?

 

ズミタールの製造期間

実はズミタール、ズミクロンの前身なんです。

1933-1939年 ズマール (summar)

1939-1953年 ズミタール (summitar) 

1953年-   ズミクロン (summicron)

といった系譜。

なんか、英語の比較級みたいですね。

 

それぞれの特徴

この中でズミクロンは今も名前を受け継がれているレンズで、解像度が相当高い。一方ズマールはソフト調で超雰囲気重視、ズミタールは開放でぐるぐるボケ、絞ればズミクロンに近いといった特徴をそれぞれ持ってます。

 

開放でぐるぐるボケ。最初に挙げたヘリオス44と同じではないか。

そして絞ればカリカリのズミタールが気になる。

もちろんズミクロンも気になるけど。

 

気になるお値段は…

値段的にはズマール 2〜3万円、ズミタール 3〜5万円、沈胴式ズミクロン 5万円〜が一般的な相場になりますね。

 

値段もまあお手頃。オールドレンズにしてはちょっと高いけど、ライカレンズ使って見たいし仕方ない。

ということでズミタールを3.5万円で購入しました。

 

ズミタールにも種類がある

相場の最低価格じゃない値段で買ったのには理由があります。

 

ズミタールにも種類があって、

コーティングありorなし、6角絞りor丸絞りのタイプがあります。製造ナンバーで分かれてます。コーティングなしの6角絞りが一番安いみたい。3万ちょっと。

少し値は上がるけれども、私はコーティングあり丸絞りのタイプを選んだのです。

 

外観

レンズ単体で

ついにキターーーーーーーーー!!!!!!

レンズキャップ付き。

DSC02277

DSC02274

アンティーク感満載で可愛いですね。

レンズ径は小さいです。36.5mm

なんて中途半端な数字。

 

DSC02285

使わないときは胴をしまえる沈胴式だけど、α7Ⅱではしまった胴体がイメージセンサーにぶつかってしまうので、引き出しっぱなしにしときます。

 

DSC02273

先ほども書いた通り、丸絞りの形。

 

α7Ⅱにマウントアダプター経由で装着!

IMG_0685

iPhoneで撮影

本当にちっちゃい。けどずっしりしている。

α7Ⅱに装着すると重さをちょっと感じる。

 

IMG_0684

Lマウント。先日買ったM42-nexマウントアダプターでは合いません。

今回もK&F conceptのアダプター (M39-nex)。あと、さすがに深刻なリアキャップ不足なので、やっすい中国製の3個パックを購入。

レビューでゆるいゆるい言ってますが、印同士を合わせればちゃんときつく締まります。 

 

追加購入したもの

IMG_0686

アダプターの他に上の写真の3つを買いました。

左:フィルター径36.5-39mm変換リング。いわゆるステップアップリングなのですが、36.5mmを変換するリングは純正か代替品かしかなく、代替品を選びました。それでも3,000円程度とちょっとお高い。これはヤフオクで買いました。

中:39-49mmステップアップリング

右:49mmフィルター径対応ライカ風メタルフード。パチモンですが、レンズを保護して見た目よければOKでしょ。と思いまして。

激安ライカ風フードは2〜3千円タイプもありますね。そっちの方が、おそらく工作精度はいいだろうし、フードのすぼまり方が若干急になってます。 でも、私はいいや。

 

なぜこんなにリングを買ったのか?

IMG_0688

じゃん。手持ちのクローズアップレンズをつけるためです。私が所有するレンズのフィルター径は3つとも49mmだったので、じゃあこいつもと思いまして。

 

ズミタールの最短焦点距離は1mと現代のレンズに比べると長いです。まあオールドレンズ全般そんな感じなので、クローズアップレンズとか接写リングつけられたらいいですよね。

 

作例

まずはクローズアップレンズをつけてマクロ撮影

カラー

ズミタール 50mm F2.0 F4.0で撮影

DSC02258

(比較用) SONY FE 55mm F1.8 F4.0で撮影

DSC02260

露出は同じですが、現代のレンズに比べるとズミタールはやや発色悪く、コントラストは低いです。白い人形ですと、くすんだ感じになってよくないですが、被写体によってはくすんでいい場面もあるでしょう。

 

トリミング

ズミタール 50mm F2.0

DSC02258-3

(比較用) SONY FE 55mm F1.8

DSC02260-3

トリミングしてみると、解像度は今のレンズと変わりません!FE55もカリカリレンズとして知られているのですが、ほぼ同じという。

さらに、

 

モノクロ

ズミタール 50mm F2.0

DSC02258-2

(比較用) SONY FE 55mm F1.8

DSC02260-2

モノクロに至っては、ズミタールの方が階調豊か。

カラーもいいけど、モノクロ撮影でも活躍するレンズ!

 

絞り開放での撮影

雰囲気すごい

DSC02296

三浦半島を望んで。

そうそう、こんな描写が欲しかったんですよ!

 

この写真はあの大雪の日に鎌倉に行ったときの写真です。たどり着く前の休憩で撮影しました。

 

ぐるぐるボケ

草木など、細い形状がいっぱいあるとぐるぐるしやすいらしく、試写。

F2.0

DSC02370

F2.8

DSC02372

F4.0

DSC02373

F5.6

DSC02374

F8.0

DSC02375

F11

DSC02376

F16(最大)

DSC02377

ぐるぐるもいいですが、F4.0〜5.6あたりの微ボケも好きですね。この辺だとざわつきも抑えられています。

 

さっきの海岸線のように、絞り開放でもぐるぐるしない被写体もあるので、場面によって使い分けられたらいいですね。

   

 

 

先ほどちょっと触れましたが、作例として鎌倉の冬ぼたんを撮影してきましたのでこちらもどうぞ。

 

maru-shikaku.hatenablog.com