こんにちは、maru-shikakuです。
最近サブカメラが欲しくなって、メーカーはどうしようか?と考えた結果、
発色に定評があり、ここ数年ソニーに負けないくらい勢いのある富士フイルムに決めました。
人物撮りも肌の色がいいらしい。
じゃあサブなんだから
極力安くて、かつ写りがいいカメラ
はないかなと価格.comで探していたら、APS-Cセンサーで日本一安い※1機種がありました。
それが『X-A1』。
2013年発売の型落ち品ですが、価格.comのレビューを見るとコスパがいい名機らしい。
気になる価格は、
マップカメラの中古品良品で、15,800円(税込)(2018/2/20現在)
安くないですか!?
普通APS-Cセンサーのカメラって、EOS Kissが代表的な商品ですけど中古で4万円台、新品になると安くて5〜6万円台ですよ。
ちなみに私はヤフオクで上の価格より安い値段で購入できました。
一眼初心者にもオススメしやすいX-A1を早速レビューします。
※1日本一安いという表記について・・・日本メーカーの一眼レフ・ミラーレスカメラボディのうち、価格.com登録の販売業者が掲載している新品・中古品価格を比較した結果です。中華製も合わせるともっと安いものがあるかもしれないので、日本一としました。
レンズとセットにしたら値段はどうなる?
純正レンズの場合
カメラ初心者の方や富士に乗り換える方は下の二つはいかがでしょう。
・フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II・・・とりあえずのズームレンズ。価格.com良品中古価格は2万円程度
16-50のレンズは、
ボディ+キットレンズセットだと中古で2〜3万円台
で売られています。
安い。とにかく安い。
・フジノンレンズ XF35mmF2 R WR・・・F2でボケが大きい標準レンズ。価格.com良品中古価格は2.8万円程度
【追記】後日XF35mm F2 R WRを購入し付けっ放しで大活躍してます!
この場合でも、
4万円台でAPS-Cカメラ+レンズが手に入る!
もちろん、お金を出せばもっといいレンズがありますので、予算と相談を。
格安オールドレンズ・手持ちのレンズの場合
こっちは中級者、上級者向け。
オートフォーカスの効かないオールドレンズを着ける場合です。
安いものですと、SMC Takumar 55mm F1.8とか、SMC Takumar 28mm F3.5なら5千円前後で買えます。
とにかく安い広角オールドレンズ SMC Takumar 28mm F3.5 - まあるい頭をしかくくするブログ
格安マウントアダプターで装着すれば、
2万円台でAPS-Cのカメラ+レンズが手に入る!
また、すでにカメラを持っていて手持ちのレンズがあれば、マウントアダプターで即撮影可能です。その場合、マウントアダプター代のみ。
ただしいずれの場合もマニュアルフォーカスです。
※キヤノンEFマウント、ニコンFマウントはAF可能アダプターがあるはず
手動でピント調節ですが、このカメラはピーキング機能があって、ピントが合ってるところがモニターで強調されるので難しくありません。
特徴
長所その1:高感度耐性がすごい
1630万画素と画素数が抑えめだからか、高感度耐性がすごいです。
夜の室内でもフラッシュなしでノイズが少ない。
iso3200は常用OK、6400もまあいけるというレベル。
この価格帯のAPS-Cセンサーのカメラで、ここまで高感度耐性のあるカメラは知りません。
これはすんごいことです。マジでびっくりします。これだけで買いです。
長所その2:軽い・薄い
バッテリー、メモリーカード込みで約330g。
薄さについては後ほど外観説明にて。
長所その3:チルト液晶
なんとこの価格で液晶が傾けられます。すごい!
ハイアングル・ローアングルの撮影が容易に。
短所その1:ファインダーがない
私はサブカメラだし、ファインダーがなくてもいいやと思っていたのですが、日頃の癖で、ついファインダーを覗く動作をしちゃいます。
スマホとか普通のデジカメからきた方には普通かもしれませんが、一眼やってるとファインダーがないのは寂しい。
この価格帯ならしょうがないか。
短所その2:画素数が少ない
これは長所の裏返しということで。
でも、正直パソコンやスマホで見るぶんには画素数の少なさは気になりません。
短所その3:レンズとの重量バランスが悪く、持ちづらい
超小型のレンズ交換式カメラ全般に言えることですが、レンズの方が重くなっちゃって、持ちづらいです。グリップも超ちっちゃい。
そこで、構える際は左手でボディとレンズを下から包み込んで、右手はダイヤルやシャッターをいじるだけにすると、安定します。
縦位置撮影では右手を逆手ピースの形にして、人差し指と中指の間にレンズを挟み込み、親指でシャッターを押すようにすれば、安定します。
短所その4:紫が出にくい
これは富士フイルム全体に言えるのかちょっとわかりませんが、
うちのダイソン、こんな色じゃありません。
円筒部分はもっと紫がかってるんです。
富士の色は結構作ってますね。他の色はいい感じですが、紫だけは要注意。
【追記】XF35mm F2 R WRのレンズで撮ったらそこまで気にならなくなった。
撮る時間帯やレンズによって違うんですかね。
外観
カラーはシルバー、ブラウン、レッドの計3色があります。
グリップは先ほど書いた通りちょっと心もとないです。
みづらいですが、下の方にも縦に黒いダイヤルがあります。
一番右のも合わせて2ダイヤル。
この価格でも2ダイヤルの仕様はすごいですよね。
FnボタンではWi-Fiでスマホに写真を送れます。
さすがに上位モデルと比較するとボタンの数が少ないですが、必要最小限、これだけあれば撮影できます。
作例
手持ちのオールドレンズ SMC Takumar 28mm F3.5 に
クローズアップレンズNo.2をつけて、撮って出しの写真を。
X-A1+SMC Takumar 28mm F3.5+クローズアップレンズNo.2
比較で、
α7Ⅱ+SMC Takumar 28mm F3.5+クローズアップレンズNo.2
トリミング、露出調整済み
フルサイズ機と比べてみましたが十分実用的な画質だと思います。
実物を見ると、SONYは見たままの色に対して、富士は青味が強めに調節されています。そのせいか、光の色が魅力的ですね。
まとめ
富士フイルムAPS-C ミラーレス一眼 X-A1は
- 日本最安
- 画質よし、高感度よし
- 色はちゃんと富士らしい
とにかく安いし、色は写真映えするので、初心者が買って間違いなし。
私のようにサブカメラとしてもOKではないかと。
【追記】
もう一度貼ります。レンズを買ったお話
X-A1+XF35mm F2 R WRの作例はこちら!