まあるい頭をしかくくするブログ

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カメラを中心とした、生活に”こだわり”を見つけ出すブログです。

ターナー展の感想@損保ジャパン日本興亜美術館

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こんにちは、maru-shikakuです。

 

柔らかな金色の雰囲気に青のアクセントが特徴のターナー

その展示会が新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開かれてます。

 

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ゴッホのひまわりが飾られてるところですよね。初めてきた。

新宿駅西口から徒歩5分くらいの距離です。

 

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ビルの42階が美術館。窓から新宿の景色が楽しめる!

 

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これは美術館入り口にあったフォト・スポット。ここで記念撮影するんですって。

最近撮影用のセットがどの美術館もしっかりしててイイね。できれば作品を生で撮影したいんだけどなー。

 

 

ターナーに話を戻しまして・・・。 

ターナー印象派より前の時代の画家ですが、晩年の作風は印象派以上に印象派的ということで有名です。

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雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道(1844年、ナショナル・ギャラリー蔵)wikipediaより

※注意!この絵は本展示会にはありません!

 

もはや輪郭は溶けてなくなってしまっている。かろうじて機関車の煙突が目立つぐらいで、あとは黄色いもやがほとんど。

 

この雰囲気が好きです!

これぞターナーという感じ、というかこの作風しか知らなかった^^;

ターナー知ってる方も大抵は私と同じような認識じゃないでしょうか。

でも上に挙げたような作品はターナーの作品群の一部に過ぎないんだなーという点が今回、展示会に行ってわかったことですね。

 

ターナーってもっと色々やってたんだ!

 

そんなことが分かる今回のターナー展、感想を書いていきます。

 

 

概要

会期:2018年4月24日(火)~7月1日(日)

 

休館日:月曜日(ただし4月30日は開館、翌5月1日も開館)

 

会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
〒160-8338 新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階

 

開館時間:午前10時-午後6時(ただし5月9日(水)、16日(水)、6月26日(火)~30日(土)は午後7時まで)

※入館は閉館30分前まで

 

観覧料: ( )内は20名以上の団体料金および前売料金
一 般:1,300円(1,100円)
大・高校生:900円(700円)※学生証をご提示ください
65歳以上:1,100円 ※年齢のわかる物をご提示ください
中学生以下:無料 ※生徒手帳をご提示ください

身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳を提示のご本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料。 

出典:http://www.sjnk-museum.org/program/current/5319.html

 

混雑具合と会場の様子

4月末の日曜日に行ってきました!そこまで広くないのでそこそこ混んでいるように見えますが、人の流れについていけばゆったり観られます!

 

感想

る◯ぶ、ま◯ぷるの先駆者?

ターナーが生きた19世紀はカメラが誕生した世紀でありますが、美術界へ出始めの頃はまだ絵画が写真の役割を果たしていました。

 

風景を絵にして名所を紹介する。今で言うところのる◯ぶ、ま◯ぷるの写真みたいな風景画を描く仕事をデビュー当時していたみたいですね。

 

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美術館入り口にディスプレイされていたこの絵もそういう風景画なんです。

 

この絵のタイトルは『ソマーヒルトンブリッジ』という別荘地の名前なんですが、肝心のその建物は丘の上に超ちっちゃく描かれてます。

 

空模様の方が気になったのでしょうか。確かに空のオレンジはターナーっぽく彩度が高くて、ただ自然を描いただけじゃないってところがポイントかな!

 

ターナーって意外と水彩画が多い!

今回驚いたのがターナーは油絵が有名ですが、水彩画と版画もたくさん残してたんだなーということ。

 

昔の西洋画家って、油絵しか描かないと思ってたらターナーは水彩画を得意としていたんだそうで。確かに写真の代わりとして風景画を描くなら手軽な水彩画が数を稼げますよね。

 

水を含ませてにじませたり、あえてムラが出るように色を塗ったり、紙を引っ掻いてハイライトを作ったりと様々な技法を使っていたんだなーということが今回わかりました。

 

それ重ねて色に深みを出す油絵と違って水彩画って重くならない。だから、印象派っぽいんじゃないか?

 

ターナーのふんわり画風の由来が垣間見えた気がします。

 

ターナー作品が郡山に多いのがびっくり!その他日本所蔵品も立派な作品が多数

作品を観ていくと、所蔵先は郡山市立美術館が目立ちます。会期が終わっても、郡山に行けばターナー作品がたくさん観られる。地方の美術館でも特色が出てて面白いです。

 

そして今回のターナー展で一番良いと思ったのが、

栃木県立美術館所蔵の『風景・タンバリンを持つ女』。

晩年のふんわり油絵です。

 

その貴重な一枚がなぜか宇都宮にある!!

 

なぜだろう?ターナーの色って餃子の色に近いからか笑?

冗談は置いといて、これこそ会期が終わっても観に行って満足な作品です。

 

ジュニア版ブックレットが買い!図録もすごい!

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ほんとは美術館に行ったら毎度図録を買って展示会の復習をしたいのですが、そこそこの値段がするのと、結構重くて場所を取るので、ここぞ!という時しか買いません。

 

そんな方用なんでしょうか、300円でジュニア版ブックレットという小冊子が売ってました

 

子供用に漢字にルビがふってある薄い冊子ですが、内容は大人用としても全然通用してて、そこそこ詳しく展示会を振り返ってくれます。

 

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※あえて画質を荒くしています。欲しい方はぜひ現地で。

ターナーの生涯もまとめられてて、安いし、とりあえず買いの一冊です。

 

図録の方はちらっとのぞいたら、解説の量が半端なかった^^;

ちょっとこのレベルの解説はあまり見かけません。

ターナーを超詳しく知りたい方は図録をぜひ。

 

最後に

ターナーのライフワークが一通りわかる本展示会。

特に水彩画は油絵とは又違ったターナーっぽさが感じられて良かった!!

ストーンヘンジ、ウィルトシャー』とか、山岳画とかがGOODだったかな。

 

それと今回知ったのがこれ。

ターナー、光に愛を求めて [DVD]

ターナー、光に愛を求めて [DVD]

 

ターナーって映画になってるんですね。 amazonレビューを見る限り、ターナー作品を意識した映像美が感動的とのこと。

写真の勉強のためにも観たい。けど、配信系サイトにはありません。借りてくるかな。