こんにちは、maru-shikakuです。
今年1月をもちまして、禁煙して1年が経過しました!
人間慣れればなんでも怖くない。
タバコを吸う習慣もあれば、タバコを吸わない習慣もある!
とわかった1年でした。
今でもタバコを見ると懐かしくなったり、
副流煙を嗅ぐと、こんな匂いだったなとしみじみ思います。
酒やコーヒーを飲んだあとタバコに手が出ないなんて、一年前のわたしからしたら信じられないことです。
前書きはこの辺で・・・一年経ったことで、禁煙の効果について改めて感じたことがあります。
なので、ここでメリットデメリットという形でもう一度まとめてみます。
【追記】2020年4月より健康増進法が改正されました。
飲食店で飲食しながらの喫煙がほぼNGとなります。
- メリットその1:お金が年間で17万円貯まる!
- メリットその2:タバコの臭いが消える
- メリットその3:子供の突然死を心配しなくなる(乳幼児突然死症候群)
- メリットその4:謎の咳がなくなる(COPD)
- メリットその5:肌のハリが復活する
- メリットその6:喫煙所探しから解放される!
- メリットその6:新幹線、飛行機内で我慢しなくていい
- メリットその7:2時間以上集中力が続くから時間節約になる
- その他メリット
- デメリットその1:タバコミュニケーションがなくなる。についての考察
- デメリットその2:太る。は真理か?
- 最後に禁煙について思うこと
メリットその1:お金が年間で17万円貯まる!
どんなに禁煙するメリットが考えられなくても、お金だけは無視できません。
2020年4月現在、メビウスが490円。
ワンコインでタバコ以外なにも買えません。
そうなると以前はコンビニで、
「缶コーヒーをプラスして、だいたいワンコインで買い物しよう」
と目安にしていたのが、
「千円以内に収まるようにしよう」
って感じでお財布が緩んでませんか?
節約は大事です。
わたしの場合、やっぱり子供が生まれてからお金が飛んでってます。
ベビー用品はもちろんのこと、一番はオムツ代!!
当然個人差もあるでしょうが、多い時で月1万円でした。
コストコやamazonを使って割り引いても地味に死活問題です。
今後は教育費がかかりそう・・・子供はお金がかかります。
また趣味のカメラでもお金が飛んでます。
年々飛ぶスピードが加速してます。笑
それだけ要求が増えたと思っておこう。笑
ちなみに1日1箱ペースの年間タバコ代は、
¥490 × 365日 = ¥178,850-
18万弱ですよ!!
カメラに限らず、旅行やゲーム機、自転車など趣味資金に十分な金額です。
今後もタバコ税は確実に上がりますので、今が辞めどきかと。
メリットその2:タバコの臭いが消える
タバコの臭いというのは、周囲の人以上に本人が一番気にしてます(じゃあ早くやめたらいいじゃんは無しで)。
アイコスが売れた理由はここなんですよね。
実際臭くないからわたしも使ってました。
ただし、
- ニコチンのせいで口臭は消えない。
- 喫煙所は電子タバコユーザーが増えてきたとはいえ、紙巻きタバコの煙が充満してる(特に新幹線ホームの喫煙所は狭くてひどい)。
臭い問題は完全に解決できないです。
結局タバコを止めるのが一番。
メリットその3:子供の突然死を心配しなくなる(乳幼児突然死症候群)
子持ちの方にとっては最大のメリット。
乳幼児突然死症候群(SIDS)って知ってますか?
わたしは産婦人科で初めて聞かされました。
名前の通り、要は赤ちゃんが急に死ぬという病気です。
恐ろしいですよね。
以下、参考文献を載せます。
乳幼児突然死症候群(SIDS: Sudden Infant Death Syndrome)とは、主に1歳未満のお子さんに発生する突然死をもたらした症候群のことを指します。乳幼児突然死症候群は、「それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予想できず、しかも死亡状況調査および解剖検査によってもその原因が同定されない」と定義されています。すなわち、それまで健康であった赤ちゃんが、何の前触れもなく、突然に亡くなってしまうことを指しています。
主に赤ちゃんが睡眠中に亡くなることが多く、残されたご家族に対しての影響は計り知れないものがあります。 日本においては年間100名前後のお子さんが、乳幼児突然死症候群で亡くなっていると報告されています。この数字がもたらす影響は大きく、2015年の統計上では乳児死亡原因の第3位を占めるほどです。発生数が多いのは2か月から4か月のお子さんに多いと言われていますが、どの月齢のお子さんにも生じることが知られています。さらに男児の方が、女児に比べてやや発生数が多いです。
出典:https://medicalnote.jp/diseases/乳幼児突然死症候群
原因としてはうつぶせ寝の他に、家族の喫煙が挙げられてます。
両親とも喫煙しない時に比べて、
父親または母親のみが喫煙する児では、
SIDSのリスクが2.5倍 [1.2-5.0]
両親が喫煙する児では、
SIDSのリスクが5.77倍 [2.2-15.5]
[ ]:95%信頼区間
出典:https://sugu-kinen.jp/harm/passivity/child.html
突然死のリスクが倍以上。
例えベランダや換気扇の下で吸っていても、煙は部屋の中に入ってきちゃうので、子供への影響大です。
他にも先天性異常や脳萎縮とか色々リスクがあるので、妊婦さんはもちろん、子供が生まれるパパさんは間違いなく禁煙するべきです。
メリットその4:謎の咳がなくなる(COPD)
健康関連で喫煙者本人の話。
喫煙者だった頃、毎年5,6月になると謎の咳が1ヶ月ぐらい続いてました。
湿度が上がる季節に弱った肺が防御反応を起こしたんじゃないでしょうか。
この時期じゃなくても、時々咳が出てました。
そんな喫煙者は少なくないはずです。
謎の咳も立派な病気(COPD)の症状ですが、禁煙で治りました。
ただし禁煙してすぐに咳はおさまりません。
完全に咳がなくなったなーと実感したのは、禁煙して半年ぐらい経った後でした。
禁煙を続けなければわからないことの一つです。
メリットその5:肌のハリが復活する
これもじわじわ実感しました。
タバコを吸っていた頃、特に冬場髭を剃るとカサカサして粉を吹くほどでした。
禁煙してからは肌に潤いを感じます。
触ってみると明らかにしっとりしてます。
けどこれって普通のことなんですよね。
メリットその6:喫煙所探しから解放される!
出張で困るのが、
喫煙所が分かりづらく遠いということ。特に駅内。
地方なら改札を抜ければすぐ喫煙所というところが多い。
しかし、首都圏の駅は改札が遠かったり乗り換えるから構内で探すのですが、その数は年々減少してます。
よく使う駅でひどいと思ったのは東京駅。
構内の喫煙所はことごとく撤去され、今や京葉線地下1階のカフェ「ロッド」ただ一つとなりました。
興味本位で一回行ったことがありますが、遠すぎ。笑
改札を出ても、喫煙所まで10〜15分かかることも珍しくありません。
まー東京駅なら喫煙所の場所はだいたい把握してるんですけど、行ったことない&あまり行かない場所は喫煙所マップというアプリで調べます。
調べる時間がもったいない。
それに情報が古くて、すでに撤去済みだった・・・なんてことがあった日にはストレスマッハです。
そういうめんどくさいことから解放されるのは地味に大きい。
メリットその6:新幹線、飛行機内で我慢しなくていい
新幹線や飛行機も辛い。
基本的に新幹線は禁煙化が完了しつつあります。
唯一東海道新幹線はまだ喫煙車両があるものの、少なくなってるらしいです。
N700系(16両編成)の喫煙ルームが少なくなります のぞみ新幹線ナビNEWS
完全禁煙はすぐにならないかと思われますが時間の問題かと。
そうなったら、例えば東京ー大阪間は3〜3時間半だから地味にキツイ。
飛行機では、例えばヨーロッパやアメリカに行くなら10時間超コースです。
わたしはニコレットを買ってニコチン補給してました^^;
でも結局タバコが吸いたくなっちゃうんですよ。
ニコチン切れとか関係なく、もう癖になってタバコがないと落ち着かないんですよね。
それに海外はタバコに厳しい国が多いです。
アメリカではハワイ。先日こんな記事が出た国です。
CNN.co.jp : ハワイ州議会、たばこ購入年齢を100歳に引き上げる法案を審議
アジアはシンガポールが厳しいらしい。国内持ち込みタバコは1本から課税されるようです。
ヨーロッパは緩いけどタバコ自体高い。短期旅行なら問題ないですけどね。
吸っていい場所が全然わからないから、海外旅行では結構苦労しました。
やっぱり喫煙所探しはめんどくさい。
メリットその7:2時間以上集中力が続くから時間節約になる
仕事とかブログの執筆もそうですけど、何か作業してる時の集中力は持って2時間でした。
自分の中で1.5〜2時間タイマーが働くんですよね。
やっぱニコチン切れの自覚症状なんでしょうね。
ふと時計を見ると、そろそろ一服。休憩となる。
その場で喫煙できず外に出る必要があるとき、行って→吸って→帰ってで、10〜20分のロスが生まれます。
それを3回やったら30〜60分のロスになります!
吸いながら作業できる環境でも、集中力が続くので結果的に時間の節約になります。
その他メリット
細々したことを並べてみます。
- ドキドキしなくなる
- 息苦しくならない
- 歯の黄ばみ汚れが消える、虫歯が減る
- 変な汗が減る
- 朝起きられる!!
- ラーメンの湯気でむせない
- おー辞めたんだ!と褒められる。笑
デメリットその1:タバコミュニケーションがなくなる。についての考察
そもそも必要なことなのか?
禁煙に踏み切れない人でこれが心配な人もいるんじゃないでしょうか。
上司やその上の人とのタバコミュニケーションがなくなるのは確かに不安でしたが、実際禁煙しても、仕事に支障が出たとかは全くありませんでした。
つまり、あってもなくてもいい。
どうしても付き合いが必要なら、
- コーヒーを飲む
- ニコチンの入ってない電子タバコを吸う
で乗り切れます。
「タバコミュニケーションからのひらめきがー」と言う人へ
気持ちはよーく分かります。
実際タバコ吸いながら仕事の相談をして解決した問題がたくさんあります。
でもそれって、タバコ抜きで話してても状況は一緒では?
後基本、おじさんとの会話になります。笑
若い人との会話の方も重要。
でも若い人はほんとに吸わないですよ。根拠は次へ。
若い人は吸わないからタバコミュニケーションができない。20代男性の喫煙者割合は23.3%という事実(平成30年)
そもそも若い人は吸わないから、タバコミュニケーションできません。
体感的にも分かりますし、調べたら、
10年間で男性20-29歳の喫煙者割合は、
- 41.0%→23.3%
ほぼ半分になってます!
各世代で見ても一番下落率が大きい。
30~50代は30%オーバーを維持してますね。
参考:最新たばこ情報|統計情報|成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)
今の20代って、喫煙所撤去ラッシュや増税ラッシュの動きを見てたから、まずタバコを吸うという選択肢がないです。
大学は構内禁煙だし、高いから始めないんです。
ちなみに20代の女の子の喫煙率は6.6%だそうです。
親が吸ってない世代が出てきて、タバコに抵抗感のある人が増えてますので、男性は無視できない話になってきてますね。
デメリットその2:太る。は真理か?
この1年で3kg増になりました!笑
味覚や嗅覚が復活して、ご飯をいっぱい食べるようになった結果太る。
という体験談がよくネットに書かれてますけど、わたしの場合もともと食べる方なので、あまり食欲という点については変わらないです。むしろ減ったかも。
禁煙中によく食べてたお菓子類は、今や食べなくても平気になっちゃいましたし。
ずーっと変わらなかった体重が一昨年から増えてきてましたから、あまりタバコは関係なさそうです。
単純にそういう歳になってきたんでしょうね。新陳代謝が落ちて、食べたぶんだけ蓄える体になってしまった。
昔は太りたくて食べてたのにね。悲しいものです。
最後に禁煙について思うこと
わたしは禁煙過激派ではないので、タバコ1箱1000円にしろとか、飲食店全面禁煙化、灰皿全面撤去には疑問です。
喫煙マナーが悪くなるだけだし、やりすぎると、抜け道で海外輸入の脱税タバコが今後登場するじゃないかと思います。
それよりも禁煙制度を整えるのが先かなと。
本人の頑張りが一番大事だけど、これに頼ればやめられやすくなるという安心感があるとないとでは大違いです。
現状では禁煙補助薬のチャンピックスを飲み続けるのが最適ですね。
わたしもチャンピックスでやめられましたので。チャンピックスはお医者さんへどうぞ!
こちらは禁煙したくなる本のご紹介。