こんにちは、maru-shikakuです。
最近フィルムカメラで撮った写真が好きです。昔ながらのフィルム独特の色合いが好きなんですよね。
でも実際にフィルムカメラを始めるとなると、フィルム代やら現像代でランニングコストが高そう。フィルム調にしてくれて、かつ本格的な加工ができたらいいなと思っていたら、

Lightroom カラー作品を仕上げるRAW現像テクニック (玄光社MOOK)
- 作者: 桐生彩希
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2017/05/30
- メディア: ムック
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そういや以前買ったこの本。LightroomとかPhotoshopと連携して使えるgoogleの無料加工ソフトが紹介されてたなと思い出しました。
その名も『Nik Collection』。特徴は
- 無料
- 簡単
- 本格的
【追記】料金について
以前はGoogleが所有し、無料公開されていたのですが、昨年末にDxO社に移ってからは有料に。
最近知りました・・・こういう情報はアンテナ張っといた方がいいですね。
69$。日本円で9000円弱です。
7つのソフトがセットでこの価格なので、かなり安いかと。
購入はこちらから↓
有料になった代わりに止まっていたバージョンアップが再開されたのは嬉しい。
現在2018年版ver.1.1が販売中。
ちょっといじった感じ、無料版だった頃とほとんど同じですが、ピンポイントで編集できる機能がついたらしいです。
そのNik Collectionは公式HPに導入・編集方法が一切書いてありません。知名度も低く紹介されているサイトが少ないので、この記事でインストールから始めてみましょう。
※Lightroom, Photoshopがインストールされていることが使用条件となります。
インストール手順
- ↑上の公式HPのダウンロードボタンを押してソフトをダウンロードします。
- 表示される手順に従ってインストールします。
- (macの場合)アプリ一覧に折り紙みたいなアイコンが複数あったらインストール成功です。
使いたいソフトを必ず選択してください。
アイコンはこんな感じ。全部で8つのアプリ。
この中でフィルム風の加工をするために
- Analog Efex Pro2
- Color Efex Pro4
を今回は使用します。
他のソフトは簡単にまとめると、
- Dfine2・・・ノイズだけを効果的に軽減できる
- HDR Efex Pro2・・・写真1枚でHDR画像を作成できる
- Sharpener Pro3・・・部分的にシャープ補正をかけられる
- Silver Efex Pro2・・・階調豊かなモノクロ画像を作成できる
- Viveza2・・・イメージする色を作り出せる
いろいろありますが、Analog Efex Pro2, Color Efex Pro4に絞ります。この2つに絞ってもその中でフィルターが何種類もある。
Nik Collectionは便利なんですが、やれることが多すぎるのが欠点ですね。
冒頭書いた通り参考資料が少ないのでわけわかめです。
今回はフィルム風の加工ができる機能のみをご紹介します。その他の目的はまた後日ということで。
フィルム風加工方法
今回はこちらの写真を使用します。空の色は加工でわかりやすく変化しますので。
Analog Efex Pro2
Lightroomでの操作方法です。
- 加工したい写真を右クリック
- 他のツールで編集
- Analog Efex Pro2を選択
左上に赤枠で目印つけました。
クラシックカメラというフィルターを選択するとプレビューが表示されます。
このクラシックカメラ、フィルターが9種類ありまして、まとめると、
123
456
789
の順にこんなに変化がつけられます。
クラシックカメラ2がいいかな。
クラシックカメラ2の中でもさらに細かく色調を変えられます。
赤枠内のボタンを選択してください。
下の褪せた色がいいですね。
最後に
- 保存ボタンを押す
- (Lightroomに戻る)Lightroomから現像
でjpgに出力されます。
Before
After
周辺減光に色褪せがフィルムっぽい!
Color Efex Pro4
同じように加工したい写真で右クリックし、他のツールで編集→Color Efex Pro4を選択します。
- フィルム効果:褐色
フィルターがたっくさんありますが、フィルム効果:褐色がフィルム風です。
ちょっと周辺が白っぽいので、ヴィネット(周辺減光)を選択し、ゲージをいじってやると、
フィルム効果:褐色 Before
フィルム効果:褐色 After
Analog Efex Pro2より、かなりヴィンテージ風ですね!
- フィルム効果:モダン
フィルム効果:モダンでは、もっと最近のフィルムカメラ風の加工です。
右のリストで、アグファ、フジ、コダックのフィルムで写したらこんな感じの風合いというのをプレビューで見せてくれます。
フジの水色が好きだな。ということでフジ800Zのフィルムを選択すると、
フィルム効果:モダン Before
フィルム効果:モダン After(フジ 800Z)
色褪せだけじゃなくて、鮮やかなフィルムカラーも簡単に再現してくれる!
まとめ
Nik Collectionで本格的にフィルム風の加工ができる!
けど、ちょっと機能が多すぎてわかりづらい。私も目下勉強中です。
ただ、フィルム風加工に限って言えば、この記事でご紹介したものだけやれば間違いありません。
LightroomやPhotoshopを使ってる方は一度試してみてはいかがでしょうか。