こんにちは、maru-shikakuです。
この間、kindle unlimitedの読み放題で撮影本を漁ってたら、
イラストでよくわかる 写真家65人のレンズテクニック イラストでよくわかるシリーズ
- 作者: 赤城耕一,石橋睦美,泉谷玄作,岩木登,魚住誠一,内山晟,内山慎吾,海野和男,大村祐里子,大和田良,尾園暁,かくたみほ,門井ゆりか,加藤文雄,川北茂貴,北義昭,河野鉄平,郡川正次,GOTO AKI,小林紀晴,小林哲朗,斎藤巧一郎,佐々木啓太,鈴木知子,高橋良輔,田川梨絵,立花奈央子,田中希美男,tsukao,鶴巻育子,常盤響,戸塚学,中井精也,長瀬正太,中野耕志,中藤毅彦,並木隆,沼澤茂美,野口純一,ハービー・山口,萩原史郎,萩原俊哉,ハニ一,HABU,HARUKI,福井麻衣子,福田健太郎,福田豊文,福田幸広,藤井智弘,藤田一咲,丸田あつし,丸林正則,水野秀比古,村田一朗,茂手木秀行,桃井一至,安田菜津紀,山岸代里子,山崎友也,横木安良夫,吉住志穂,吉村和敏,米美知子,わたなべもも
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: Kindle版
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こんな本が。面白そうなタイトルだったんで読んでみました。
ここには超広角の14mmから超望遠域の1000mmまで!
の焦点距離のレンズで撮った作例が載っています。
そのレンズでどんなものを撮ったらいいかということも書いてありまして。
なるほどーと思いながら、私も一応広角、標準、中望遠レンズとラインナップが揃いましたので、本に書いてある内容をからめて、広角レンズや中望遠レンズでどんなものを撮ったらいいかを書いていきます!
広角レンズ
室内を撮る
画角(写る範囲)が広いといっても風景だけじゃもったいない。
むしろ室内など狭い空間の方がインパクトが出ます。
そして室内を撮る際は、斜めに角度をつけると広がりが生まれます。
使用レンズ:SMC Takumar 28mm F3.5
また、低い位置から撮るのもいいですね。
なぜか?
だいたい低いところにものがあることが多いんで、低い位置から撮るということは、ものに寄ることになる。
そこから背景に向かって、広がりが感じられる写真になるんです。
この写真でいうとイスやテーブルが低いところにあるので、低い位置から撮るということは、寄ることになります。
低い視線でとった結果、これもテーブルに寄ってます。
これはタイプライターに寄ってます。
どの場合にしても遠くだけじゃなく、近いものと一緒に写すとより広がりが生まれます。
前景、中景、遠景をしっかり設定するということですね。
近いものをより近く、遠いものをより遠く写すことを意識するといいです。
中望遠レンズ
望遠レンズはあいにく持ってませんが、中望遠ならあります。
動物をアップで撮りたいなら迷いなく望遠レンズを買った方がいいですが、
中望遠レンズってどうなの?
ポートレート以外で用途あるの?
と思われるかもしれません。
風景を撮る
85mm前後の焦点距離は意外と風景撮りにいい!
このように切り取る感じもいいですね。
絞りを開ければ圧倒的なぼけ味が特徴的。
並木の撮影に丁度いい。
絞りを開いても絞っても様になります。
桜でも紅葉でもイルミネーションでも活躍する中望遠レンズ。欲しくなったんじゃありませんか。
風景をコンパクトに収めてくれますし、広角レンズの癖のある歪みがなく、見たままを写してくれます。
写る範囲は狭いですが、裏を返せば余計なものが写りにくいという利点があります。
使用レンズ:Pentax FA77mm F1.8 limited
中望遠や望遠も広角と同じアドバイスになりますが、前景、中景、遠景を意識するといいですね。
また、望遠レンズになるほど、
圧縮効果で遠近感がなくなります。
こちらの写真、富士山は実際だいぶ遠いのですが、近く感じられます。
遠景を引き寄せるので、コンパクトにまとめたい時に便利。
まとめ
- 広角レンズは室内撮りにも使える!斜めに角度をつけたり、近いものに寄って撮れば、奥行きが生まれる。
- 中望遠レンズは風景撮りにも使える!圧倒的なボケ味を楽しむのもよし。絞ってコンパクトにまとめるのもよし。
大事なのは、広角だから風景だけ。とか、望遠だから狭い範囲だけ。とかの固定観念にとらわれないことです。
ということで、次にどのレンズを買えばいいかというタイトルの答えは、
「撮り方次第なんでどっちを買ってもOK!」
もちろん広角から中望遠までカバーできる標準ズームレンズを買うというのも手ですね。
ただ、F値が小さくボケの大きい写真が撮れる単焦点レンズの方が、個性の強いレンズが多いですし、私は好きです。
さて、次はどのレンズを買おう?