こんにちは、maru-shikakuです。
先日秋るるぶを読んで、写真愛好家に人気のスポットが奥日光にあると知り、実際に行ってきました!
湿原の中に、貴婦人と呼ばれる一本の白樺の木が佇む様子が人気で、紅葉で色あざやかな秋にオススメの撮影スポットが小田代ヶ原です。
さらに早朝は朝霧で霞みがかった幻想的な写真が撮れるそうです。
そんな小田代ヶ原を10月の紅葉シーズンに狙ってはいかが?と思い、アクセスについて今回まとめてみました。
ちょっと車だけでは無理で、バスを使うことになります。
歩くという選択肢もあります。ひとつひとつ説明しますね!
まず奥日光は赤沼を目指す【車・電車+バス】
小田代ヶ原(おだしろがはら)は、栃木県日光市の日光国立公園内にある湿地である。標高は、盆地状の地形の底部が約1,405から1,410m程度、周縁部は少し高く最高でも1,430m程度である。日光国立公園の特別保護地域および特別地域であるほか、環境省の日本の重要湿地500、国際条約のラムサール条約湿地に登録され保護されている。
wikipediaより
wikiにある通り小田代ヶ原は保護された湿地です。一本の道路は通ってますがマイカーは入れません。
しかし低公害バスというハイブリッドバスで小田代ヶ原にいけます。
そのバスの始発のバス停が赤沼自然情報センターです。
どのルートにしろ、まずはここを目指します。
- 車の場合
わたしはJR宇都宮駅近くのレンタカー屋で車を借りて向かいました。
数百円の有料道路を使えば、1時間半くらいで赤沼まで行けます。
※ただし秋の連休を中心に10月はかなり渋滞するそうです。
これは後で説明する電車+バスも一緒。電車は日光まで行けても奥日光はいけません。
特にいろは坂でなかなか進まない状態になるらしいです。
グーグルマップの渋滞予測を含めた到達時間を目安にするか、ざっくりプラス2,3時間くらい見るといいです。
- 電車+バスの場合
- JR宇都宮駅 → JR日光駅(日光線;約42分)
- JR日光駅 → 赤沼(日光駅〜中禅寺湖〜湯元温泉の湯元温泉行きバス;約1時間7分)
シンプルですね。さっきも書きましたが10月に行くならバスでも渋滞に注意です。
赤沼から小田代ヶ原へ
低公害バスを使う場合(約12分)
普通のダイヤですと赤沼車庫の始発は8:10。12分で小田代ヶ原バス停に着きます。
右側に小さくバス停があります。
ちなみに道路はこんな感じ。
わたしは赤沼から徒歩で向かったのでバスの写真はありません^^;
料金は一律で
大人(中学生以上)300円
小人(6-12才) 150円
あらかじめ小銭を用意すること
さっき普通のダイヤと書きましたが、行楽シーズンは早朝バスが出ています。
出典:日光自然博物館HP(ダイヤ改正があるかもなので時刻表は念の為毎年確認してください)
https://www.nikko-nsm.co.jp/bus.html
2019年は10/5〜11/4までの土・日・祝日は始発が4:00!
4:12には小田代ヶ原バス停に着いて、朝霧の中、日の出をバックにした貴婦人を写真に収まることができるというわけです。
この始発のバスを狙うカメラマンが多いらしいです。赤沼に早めに着くのが吉ですね。
徒歩の場合(約40分)
サクサク行く人なら40分切るかもしれません。
↑地図では分岐を右に逸れてしまってますが、実際は左を選ぶことでほぼ一直線で行けます。およそ3.1kmの距離です。
道はこんな感じでほぼ平坦でとても歩きやすいです。
ただし途中若干のアップダウンがあります。イージーなハイキングとはいえクッション性のある靴を選んだ方がベター。
長袖長ズボンがいいですね。そもそも奥日光は標高が1500mで涼しいから皆そうしてます。
また、小田代ヶ原は野生動物が住むと言われています。
中にはツキノワグマも。目撃情報が月に数件あります。
参考:環境省_日光湯元ビジターセンター_奥日光の自然_クマ情報
基本的に人を襲うことはない熊も、気づかず接近していてばったり出くわすと危ない。興奮して何をするかわからないからです。
人間がいることを教えて近寄らせない目的で、熊よけの鈴をバッグにつけて歩いている観光客が奥日光であちこち見かけました。
わたしはモンベルで消音機能付きベルを買いました。
↑ネットでは東京ベルのものが買えます。モンベルのはOEM品みたいです。
カラビナを引くと音が鳴らなくなる機能と、音色が風鈴のような綺麗な高音でとても心地よかったのが決め手です!
熊は人間より高音域の音に敏感とのこと。この鈴を持って歩いたせいか、熊はおろか野生動物(鹿とか)に一切会いませんでした。
ギャラリー(小田代ヶ原周辺や徒歩で出くわした木々)
こちらは道路から撮ったものです。奥に一本の白樺の木がありますね。あれが貴婦人です。
小田代ヶ原のバス停の向かいが入り口です。
鹿よけの回転扉に入ります。中が撮影所。休憩用の木椅子とテーブルもあります。
それでは今回の目玉、パノラマ撮影!
↑クリックすると拡大
レンズはFE70-200mm F4G OSSで挑みました。
200mmで撮ると、
冒頭の写真(レタッチで実際より彩度を落としています)。
このサイズ感です。
9月中旬で手前の草紅葉が始まりかけていました。ぜひ紅葉で色あざやかな写真を取ってください!!
ちなみに前日雨が降ってれば、貴婦人の手前の窪地に水が溜まり、幻の小田代湖ができます。そうなると水鏡。これが撮影できればラッキー。
帰るときはタムロンSP 15-30mm F2.8 G2で赤沼までのハイキングコースを撮影してみました。
倒木の数がすごいんですよね。で、苔がいい感じに生えていてなかなか写真映えしました。
最後に。次は奥日光旅行全体の記事を書きます
小田代ヶ原の貴婦人を撮るのが、今回の奥日光旅行の目的の一つ。
ただ奥日光は撮影スポットがたくさんあります!
中禅寺湖の水鏡や、湯ノ湖の星空、竜頭の滝を撮るなど、他にも色々目的がありました。タイトなスケジュールでしたが全て撮影できて満足!!妻子は実家に帰ってました。
全体的な旅行記事を次は書こうと思います。お楽しみに〜!