まあるい頭をしかくくするブログ

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カメラを中心とした、生活に”こだわり”を見つけ出すブログです。

【モダンアートの元祖!?】モネ展の感想@横浜美術館

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こんにちは、maru-shikakuです。

 

2018年のモネ展は今までの印象派展とはちょっと違います

 

今まではモネ、マネ、ルノワールといった印象派のグループでまとまって印象派オンリーという展示が大半でした。

が、今度のはモネ+モダンアートという組み合わせが新しい。

 

その展示が9/24まで横浜美術館で行われています

場所は横浜駅からみなとみらい線でみなとみらい駅へ。

駅から美術館口に出てすぐです。

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今回は全てiPhoneで撮影です。

 

そのモダンアートは20世紀の100年という短期間の間でできたものです。

モネが睡蓮の大作を描き出したのが今から約100年前!

西暦の中では印象派はそんなに昔の話ではないんですねー。

 

100年でアートシーンは目まぐるしく変わりましたが、歴史はちゃんとつながっています。

何を描いてるんだか、よく分からない、グッチャグチャのぐでんぐでんな何かという抽象画のスタイル、

その出発点はモネだったんだ。

 

そんなことがわかるこの展示の感想をどうぞ。

 

 

概要

会期 2018年7月14日(土)~9月24日(月・休)
開館時間             10時~18時
*ただし、2018年9月14日(金)、15日(土)は、20時30分まで
*入館は閉館の30分前まで
休館日 木曜日
*ただし、8月16日は開館 
主催 横浜美術館、東京新聞、テレビ朝日

観覧料

一般 1,600円(前売 1,400円 / 団体 1,500円)
大学・高校生 1,200円(前売 1,000円 / 団体 1,100円)
中学生 600円(前売 400円 / 団体 500円)
小学生以下 無料
65歳以上       1,500円(要証明書、美術館券売所でのみ販売)            

 

■チケット取扱い
横浜美術館(前売りはミュージアムショップ)
展覧会公式サイト、電子チケット「スマチケ」、イープラス、チケットぴあ(Pコード:768-788)、ローソンチケット(Lコード:31795)、CNプレイガイド、楽天チケット、Yahoo!チケット、Tチケット、JTBレジャーチケット、主要コンビニ店頭、東京新聞販売店など

*手数料がかかる場合があります。
*セブンチケットの取り扱いはございません。
*一部の店舗では、取り扱いのない券種もあります。
*( )内は前売および有料20名以上の団体料金(団体券は美術館券売所でのみ販売、要事前予約)
*毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
*観覧当日に限り本展の観覧券で「横浜美術館コレクション展」も観覧可

出典:https://yokohama.art.museum/exhibition/index/20180714-499.html

 

混雑具合

公開2日目の日曜14時ごろに行ったらチケット売り場は激混み、展示会の中も激混みの状況でした。

帰り際にチラと見たら、展示会会場に入るまで大行列!

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こちらは15時ごろの様子。ピークかと。

 

モネだし三連休だし暑さから避難したいからね。

 

夏休み期間はもっと混みそーです。

初めから行くと決めているなら、ローソンとかでチケットを買っておくと便利。

公式twitter見る限り平日は大丈夫かな。

 

あと混雑と関係ないですけど、展示会場はちょい寒いです。

腕が冷えるんで、羽織るものがあるとベターかと。

 

撮影スポット

上で写ってましたが、もう一度。

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美術館に入って真正面、デカデカと睡蓮のパネルが飾られてます。

どうしても人が入るくらい人気。

 

鮮やかなブルーが眩しく、みなとみらいの雰囲気に合いますね。

パネルをバックにぼかしてポートレート撮ったらいい感じなんだろうな。

 

感想

モネから自由な色使いが始まった! 

4章構成の本展示の第1章は比較的初期のモネの作品が多め。

 

そのなかで気になったのは下の絵。 

 

こちらは伊豆の下田市にある上原美術館から。

こんな美術館が下田にあったんだ。

http://uehara-museum.or.jp

小規模ながらコレクションはいい線押さえてて気になりますね。

 

絵に戻って『藁ぶき屋根の家』の家の壁の色!

ピンクとブルーのパステルは綺麗だし色が細かくてイイ!!

 

有名な画家は自分の得意な色を一つ二つ持っていますが、モネといえばピンク色ですね。

 

モネの絵は大抵ピンクが使われてますからね。

絵のどこにピンクが使われているか探すのは楽しいですよ!

 

 

 

さて、壁の色ですが、普通、ピンクとブルーなんて色を使いますか?ということです。

モネは見たままの色彩を表現したので、普通そこには使わないだろという色を大胆に使ったりします。

 

他の展示作品で色が自由だなーと思ったのは、海の絵。

海に揺らめく波の反射光を黄色で表現してます。

普段印象派は綺麗だなーと何気なく見ている方は色をよく見てくださいね。

 

でも見方が難しいと感じる方へ。 

このモネ展は子供でも理解できる解説が絵のところどころにあって、とてもわかりやすいのが特徴です。

普通は硬い解説文が書いてあったりしますからね。

子供と一緒でも楽しめる貴重な展示会ですよ。

 

自由な色使いから形の解放へ。そしてモダンアートへ。

次に私が気になったモネ作品が、ロンドンのチャリング・クロス橋を描いた作品2つ。

クロード・モネ *チャリング・クロス橋 【ポスター+フレーム】約51 x 71 cm ブラック

amazonより。国内の作品が多くて引用が面倒くさい。

霧の表現や上の写真にはないけど列車の煙の色彩表現にぜひ注目してくださいね。

 

「私は冬のロンドンのみが好きです。霧なしでは、ロンドンは美しい町ではありえないでしょう。霧こそがロンドンにその驚嘆すべき大きさを与えているのです。その整然とした、重々しい街並は、この神秘的なマントのなかで壮麗になるのです。」
(『大回顧展 モネ 印象派の巨匠、その遺産』図録(2007年)144頁より引用)

出典:

http://chuplus.jp/blog/article/detail.php?comment_id=5388&comment_sub_id=0&category_id=552

 

ロンドンは霧がかってるから価値があるという暴言?からわかる通り、モネは幻想的な霧のロンドンが大好きでよくテーマにしています。

 

形の曖昧さが好みだったのでしょう。

モネは海、霧、煙といった形のないものが好きですので。

 

それにモネは目が悪かったからぼやけた絵を描いた説もあります。

晩年になるにつれてだんだん抽象画っぽい、一見何なのかわからない絵を描くようになったのは、作風の変化もありますが目が極度に悪くなったからとも言われています。

 

形のないものが好きで、目も悪くてぼやっとしか見えない。

そんな状況で自然と抽象画っぽくなったのを後世の画家は見逃しませんでした。

この表現は新しいと。

 

↑この絵は本展示にはありません。

今回2点展示されているロスコもその1人。

他、クーニング、リキテンスタイン、ゲルハルト・リヒターといった大家もモネの抽象性にめちゃくちゃインスピレーションを受けています。

 

リキテンスタインなんかはモネの積みわらをそのまま作品に使ってますからね。

 

・・・こう語ってますが、実はわたし、

ぶっちゃけほとんどモダンアートがわからない^^; 

 

かろうじてロスコは、ただ色が置いてあるようでよーく見るとそうそう出せる色じゃなくてなんかすげーって思う画家です。

 

モネ+モダンアートが今回のモネ展の特徴と冒頭書きました。

モダンアートに興味を持ってもらえればという美術館側の努力が感じられました。

 

でも色々モダンアートの作品が並んでいる中で、やっぱりイイなと思ったのがロスコだけでした。。。いや、それでもいいのか?

モネ以外で1人でも気になるアーティストができれば、美術館側としては万々歳なのでしょう、きっと!!(強引に締める)

 

鈴木理策さんの睡蓮の写真は良かった!

睡蓮つながりで日本人の睡蓮絵画や写真がいくつかありました。

その中で鈴木理策さんの睡蓮の写真は良かった。

葉っぱが空の色を反射して青くなってるのがポイントですね。

 

鈴木さんのamazonで売ってる写真集はこれかな。

祝/言

祝/言

 

 

個人的にきになるのはこれ。写真は鈴木さんです。 

世界遺産神々の眠る「熊野」を歩く (集英社新書 ビジュアル版 13V)

世界遺産神々の眠る「熊野」を歩く (集英社新書 ビジュアル版 13V)

 

 

最後はモネの睡蓮のオンパレード!

展示の最後はモネの睡蓮のオンパレード!

うっとりするような水面の色使いを観られます。

 

これだけでも価値があるのに、

モネの自由な色使い、形のないものへのこだわりをじっくり教えてくれて、モダンアートも見せちゃうよという豪華な展示会ですので、ぜひ夏休みは家族で行ってみては!

 

イベントもあります。きになるのは夜の美術館。貸切鑑賞できるそうですよ。

夜の美術館でアートクルーズ

閉館後の美術館で、参加者だけで展覧会を貸切鑑賞するプログラム。学芸員による特別レクチャー付です。

日時
2018年8月25日(土)17時30分~20時30分(受付開始17時~)
*17時30分~18時30分 レクチャー
*18時30分~20時30分 自由鑑賞
講師
松永真太郎(横浜美術館主任学芸員)
会場
横浜美術館レクチャーホール、企画展展示室
対象
18歳以上
定員
220名(事前申込、先着順)
参加費
3,500円
申込方法
2018年7月17日(火)10時より申込受付開始
以下のフォームからお申込のうえ、当日受付にて参加費をお支払いください。
(お支払いは現金のみ、クレジットカード不可)
申込フォームはこちら
注意事項
お申込1名様につき1つのメールアドレスが必要です。
同じメールアドレスで複数名のお申込はできませんのでご注意ください。
申込締切
2018年8月19日(日)または定員に達し次第

出典:http://monet2018yokohama.jp/events/

 

 

【追記】OZマガジン2018年9月号でアート特集が組まれてます。 

OZmagazine 2018年 9月号No.557 アートが楽しい! (オズマガジンプチ)

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↓こちらの美術館感想記事もどうぞ。

 

www.maru-shikaku.net

 

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