まあるい頭をしかくくするブログ

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カメラを中心とした、生活に”こだわり”を見つけ出すブログです。

ルーブル美術館展2018の感想@国立新美術館

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こんにちは、maru-shikakuです。

 

今年もやって来ました!3年ぶりのルーブル美術館展ということで、今回のテーマは『肖像芸術ー人は人をどう表現してきたか』。

油絵はもちろんありますが、メインは王族の彫刻

 

王族の権威を示すための装飾が非常にきめ細かに表現されている点にぜひ注目してみてください!!

 

顔ももちろん注目すべきところですけどね。彫刻の顔って目が死んでるから表情がちょっとわかりづらい。それよりも装飾の圧倒的なリアル感がすごい!

 

装飾と人物表現は切り離せなかったんだなーということがわかるでしょう。

 

今回、ある意味一番の見所?が、

  • 高橋一生さんの音声ガイド(税込550円)

twitterでルーブル美術館展と検索すると、囁くような一生ボイスにやられる女性がたくさんいるようで笑。私は借りなかったけど笑。

  

こっちは本来の見所です。

  • ヴェロネーゼの傑作『美しきナーニ』が27年ぶりに来日!
  • ナポレオンの肖像表現ー油絵、彫刻、デスマスク(!)

そしてちゃっかり、

  • アルチンボルドの作品2点を展示!

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アルチンボルド『春』 撮影パネル画像を拡大・切り取り

 

アルチンボルドとは上のようなだまし絵を描く画家です。昨年、国立西洋美術館で展示会が開かれました。

 

 

大盛況の展示だったみたいで、人気にあやかってルーブルから貴重なアルチンボルド作品が来日します。私のように観逃した方はチャンス!

 

 

概要

会 期 2018年5月30日(水)~2018年9月3日(月) 
毎週火曜日休館
※ただし8/14(火)は開館
開館時間 10:00~18:00 
※毎週金・土曜日は、6月は20:00まで、7・8・9月は21:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
観覧料(税込)
当日 1,600円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生)
前売/団体 1,400円(一般)、1,000円(大学生)、600円(高校生)
    • 中学生以下および障害者手帳をご持参の方(付添いの方1名含む)は入場無料。
    • 7月14日(土)~7月29日(日)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)。
    • 団体券は国立新美術館でのみ販売(団体料金の適用は20名以上)
    • 会期中に当館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、本展覧会チケットを100円割引でご購入いただけます。
    • 国立美術館キャンパスメンバーズ加盟の大学等の学生・教職員は本展覧会を団体料金でご覧いただけます。
    • 会場での観覧券購入に次のクレジットカードと電子マネー等がご利用いただけます。 
    • クレジットカード:UC、MasterCard、VISA、JCB、AMEX、Diners Club、DISCOVER
    • 電子マネー:Suica(スイカ)、PASMO(パスモ)、ICOCA(イコカ)等、iD その他:J-Debit、銀聯

出典:http://www.nact.jp/exhibition_special/2018/louvre2018/

 

会場地図: 

国立新美術館は2通り行き方があって、

  • 東京メトロ日比谷線 六本木駅から東京ミッドタウン〜美術館通りを歩いていくルート
  • 東京メトロ千代田線 乃木坂駅から直結ルート

観光がてらミッドタウンも見るなら六本木、暑さから逃れてすぐ館内に入りたいなら乃木坂という感じですね。

 

混雑具合

日曜日の14:30頃に行きました。さすがにルーブルから作品が来るというだけあって混んでいますが、会場にはスッと入れます。

2015年のルーブル展は30分待ちとかだった・・・あの時はフェルメールが来たからねー。

 

鑑賞も人の流れに乗れば大丈夫。壁にしか展示できない絵画と違って、彫刻は360°観られます。そのため彫刻エリアはスペースが結構あり、じっくり鑑賞できます。

 

撮影スペース

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顔をはめて撮影するパネルが展示会入り口近くに置いてあります。

 

感想

まずはジュニアガイドをゲットして。とてもわかりやすい

展示会の中に入ったら、音声ガイド貸出デスクの近くにあるジュニアガイドをもらってください。展示会の見方が簡単にわかる優れものですので!

 

なりたい顔から記憶・記録のための顔

人は人をどう表現したか?というテーマに沿って、古代からだんだんと肖像の歴史について語られます。

 

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作者不明『棺に由来するマスク』撮影パネル画像を拡大・切り取り

 

例えば、上の写真のように古代エジプトでは死後の世界で生きる顔を理想的に表現しました・・・うーん、よくわからん。

 

このエリアでは圧倒的にダヴィッドの『マラーの死』がかっちょいい!

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ダヴィッド『マラーの死』ベルギー王立美術館蔵 wikipediaより

こちらは原画。人気があったので複製版がいくつかあるようでルーブルのも複製だそうです。

殺された直後の様子を描いたもの。記録としての肖像画です。

これ、報道写真だったとしてもめちゃくちゃかっこいいですね。机に文字が書いてあるのもいい。

 

本展に展示されているバージョンでは机の文字がちょっと違うので、確認してくださいね。

 

ナポレオン七変化

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ジャン・グロ『アルコレ橋のボナパルト』撮影パネル画像を拡大・切り取り

 

名前で損しているちょい有名な画家ジャン・グロの出世作が27歳のナポレオンを描いています。あれっ、ナポレオンってこんなイケメン俳優っぽかったっけ?ってくらいカッコいい。

 

が、その隣の絵を見ると、ちょいおじさんなナポレオンが。

 

ナポレオンって、

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ダヴィッド『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』ヴェルサイユ宮殿蔵 wikipediaより

みんな知ってるイケメンタイプと、

 

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ダヴィッド『書斎のナポレオン・ボナパルト』ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵 wikipediaより

おじさんタイプの絵画があります。

 

どっちが正しいのか?どっちも正しいのかもしれません。アメリカの大統領が8年後別人みたく老けるように、国のトップはストレスが半端ないみたいですからね。

 

デスマスクも展示されていますが、悲惨な最期というだけあって痩せていますので、またかっこいい顔に戻ってます。まあ本当の顔はよくわからないですね。

 

ナポレオンに関する展示はいくつかありますが、圧巻は大理石で作られた『戴冠式の正装のナポレオン1世』!

 

そもそもとてもデカイ。それだけで圧倒されます。

 

でかさだけじゃない。冒頭の感想でも書きましたが、装飾、ここではローブのヒダヒダがすごーくきめ細かくてすごい!ぜひ360°ぐるっと眺めてみてください!

 

女性の肖像画の謎

だんだん肖像画が大衆化してきて、本展の目玉の一つ、『美しきナーニ』の女性もお金持ちの主婦だそうで。

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ヴェロネーゼ『女性の肖像(美しきナーニ)』 ジュニアガイドより

で、解説には胸に手を当てて旦那への忠誠を誓っているとか書いていたのですが、それより気になったのは、

 

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左手のこの部分!結婚指輪を隠そうとしているようでなんだか意味深じゃないですか?これって意図があるのかなと気になってしまいました。

 

やっぱりキャッチライトは偉大

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ル・ブラン『エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像』部分 写真パネル画像を拡大・切り取り

 

佐々木希似の34歳!という高スペックなこのお方。

ここまで彫刻の死んだ目ばかり観てきたからか、この方の目に映る光(キャッチライト)のインパクトがすごい!

思わずじーっと眺めてしまいます。光一つでこんなに表情って生き生きするんだね。

 

最後に

他にも

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アングル『フランス王太子、オルレアン公フェルディナン=フィリップ・ド・ブルボン=オルレアンの肖像』 写真パネル画像を拡大・切り取り

 

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ゴヤ『ルイス=マリア・デ・シストゥエ・イ・マルティネスの肖像』 写真パネル画像を拡大・切り取り

 

アングル、ゴヤ、レンブラントといった有名画家の作品があったり、

 

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メッサーシュミット『性格表現の頭像』 写真パネル画像を拡大・切り取り

 

出るものが出ない顔病に打ち勝つ顔の頭像があったりと、作品点数が多くとても見ごたえがあります。

それに国立新美術館はカフェが充実してて、遊びに行くのにぴったりです!

私の場合は前から気になってた美術館撮影に勤しみました。その様子は後ほど。

 

 

【追記】OZマガジン2018年9月号でアート特集が組まれてます。 

OZmagazine 2018年 9月号No.557 アートが楽しい! (オズマガジンプチ)

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こちらは開催中の展示会の感想です。 

www.maru-shikaku.net

 

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