まるしか Photo & Art Blog

一眼撮影と美術展感想がメインテーマの、ちょっと突っ込んでみたブログです。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

角形NDフィルターでの超長時間露光でジャンクションほか昼間撮影してみた!

_DSC1041-2

こんにちは、まるしかです。

 

長時間露光でビル群など建築物撮影の写真を撮ってみたいと思いまして。

 

アキラ・タカウエさんの作品がすごいなーと思って真似したかったんですよね。あれ、昼間の明るい時間にNDフィルターで減光しまくって撮影したらしいです。

 

カメラマンのデッドタイムである眩しい時間帯でも風景が撮影できるなんて画期的。それに普通の長時間露光(30秒くらい)じゃないです。1~5分、それ以上の長時間露光です!

 

Kindle Unlimitedの読み放題入りとなったデジタルカメラマガジン2020年2月号に、アキラ・タカウエさんのLightroomプリセットがあり、それでいっちょやったろう!と決意したのがきっかけです。

 

道具は過去に導入済み。この時は自然風景を撮りましたね。

www.maru-shikaku.net

 

被写体は前々から撮影したかった高速道路のジャンクションにしました!

 

目次は装備から入りますが、興味のない方はすっ飛ばして写真をご覧ください😌

 

 

超長時間露光の装備(NDフィルター2種、三脚、レリーズ)

NDフィルターの組み合わせと角形フィルターのメリット

白昼となると、フルサイズカメラ用レンズのスイートスポットであるF8~11のような絞り値でも、1/500秒前後の高速シャッタースピードになっちゃいます

 

それを数分まで落とすとなると、並大抵のNDフィルターでは減光しきれません。ND1000でも足りません。

 

そこでNDフィルターの組み合わせです。所有するND1000は10段の減光、ND64は6段の減光で、組み合わせると、10+6=16段(ND64000)の減光になります。

 

_DSC2639

フィルター類は以前よりKaniというメーカーの角形フィルターを愛用しています。

風景撮影で多用する超広角レンズの前玉は出っ張っており、円形フィルターは装着できないからです。

 

角形フィルターのメリットはそれだけじゃありません!

脱着が円形のものより容易なんです。

 

超長時間露光は、

一旦フィルター無しの状態でシャッタースピードを計測し、フィルター有りだと何秒で同じ露出で写るか確認→レリーズで撮影

という2stepの操作が基本です。当てずっぽうだと時間がもったいないからです。

そのため、フィルターの脱着しやすさは重要です。

 

DSCF9648

Kaniのフィルターホルダーは拡張して3スロットまで使用可能。

 

DSCF9647

ホルダーについているネジを緩めて手前に引き出すと、このように外れます。

別に前玉が出っ張ってない小径のレンズでも、小さめのサイズの角形フィルターはあります。

 

円形フィルターはネジ式でしっかり取り付けられるのはいいのですが、外すときに回すのが結構手間ですから。

 

実際に使っている装備一式をご紹介

DSCF9654

フィルター以外には、

  • 三脚
  • 雲台
  • レリーズ
  • スライドプレート
  • サンドバッグ

を使っています。一つ一つ解説します。

 

三脚・・・必須アイテム。重たいカメラになる程大きな三脚が必要です。

 

フルサイズミラーレス一眼の重量だと、スリックのライトカーボンE74がちょうど良くて、愛用しています。 

www.maru-shikaku.net

 

雲台・・・なくてもいけますが、構図の追い込みに微調整する雲台が欲しいですね。

三脚に付属しているタイプでもいいですが、Amazonで安かった3WAY雲台が思いの外良くて最近使ってます。

 

レリーズ・・・基本バルブ撮影となる超長時間露光では、露光時間をカウントしてくれるレリーズが必須です。

お金があれば純正でもいいですが、ロワジャパンの安い互換品でも、シャッターロック機能があり十分に働いてくれます。

 

スライドプレート・・・本来パノラマ撮影に使用するスライドプレートですが、角形フィルターを取り付けたとき、前のめりになって倒れてしまうのを防ぐ目的で取り付けています。

 

DSCF9657

それとレリーズケーブルが刺しやすくなり、この点もGOOD。

普段の三脚撮影にも全然使えます。結構おすすめ!

 

サンドバッグ・・・風が強い日に重しを入れて三脚を安定させる目的もありますが、数分待つ超長時間露光では、レリーズリモコンを地べたに置いておくのもカッコ悪く、レリーズ置きとして使えます。

 

以上、超長時間露光の装備でした。結構、星を撮るための装備と被っているところがあります。

 

こちらもご参考までに。

www.maru-shikaku.net

 

作例

有明ジャンクションの超長時間露光撮影

_DSC1031

iso100, 24mm, F11, 1/125秒

数あるジャンクションの中でも、お台場にある有明ジャンクションを撮影しに行きました!

まずは普通に撮影してシャッタースピードを確認。午後3時を超えてしまい、思いの外速さがない・・・

 

ND1000とND64フィルターを装着し、露光。

 

シャッタースピードの計算はケンコー・トキナーさんのページにある表を参考にしました。

NDフィルターでプロ並み写真が撮れる - 選び方・使い方ガイド | ケンコー・トキナー

 

ただちょっと使いずらいので、後で独自で表にしてみたいと思います。

 

_DSC1033

iso100, 24mm, F11, 182秒(ND1000 + ND64 使用)

3分の露光です。雲の形が線になるのが超長時間露光の醍醐味です!

しかし、やはり暗くなってしまいました。写真の雰囲気は悪くないのですが、ディティールが失われています。

 

_DSC1034

iso100, 24mm, F6.3, 1/400秒

絞り値をF6.3まで落としたら、1/400秒という数字となりました。

 

_DSC1035

iso100, 24mm, F6.3, 121秒(ND1000 + ND64 使用)

露出はほぼ狙い通り!雲の形はさっきの方が良かったかな・・・難しいところですね。

場所を変えます。

 

_DSC1036

iso100, 15mm, F6.3, 1/250秒

 

 

_DSC1037

iso100, 24mm, F6.3, 242秒(ND1000 + ND64 使用)

4分の露光。いい雲の形です。

 

長時間露光の注意点ですが、上の写真の左上に光が写ってます。漏れた光が入ったのでは。

 

DSCF9648

調べたら、フィルター間の隙間からも光が入ってしまうとのこと。

タオルでその辺りを覆うべきでした。

(一眼レフの場合、ファインダーからの光も写真に影響しますので、そこもタオルで覆うか、アイピースカバーを装着してください)

 

さらに、

_DSC1037-noise

長時間の露光ではカメラ本体が熱を帯び、カラーノイズが入ってしまいます。

モノクロでは白い斑点が確認されました。できれば、カメラ側で長秒ノイズ低減をONにしてあげる方がいいです。

 

できればと言ったのは、長秒ノイズ低減は倍の露光時間がかかるためです。

(ノイズはランダムに現れるのを利用したノイズ除去方法。2枚の写真を撮影、付き合わせてランダムの部分を特定し消去するという仕組み)

 

2分なら4分、4分なら8分かかってしまいます。流石に8分は待てない・・・photoshopのスポット修正でノイズを消す方法がありますので。

 

注意点の最後。絞り値が大きくなるので、イメージセンサーはブロワーかPENTAXのぺったん棒で綺麗にしておくと写るゴミが減ります(慎重な方はメーカーのクリーニングサービスにて)。

 

さて、ここでデジタルカメラマガジンのLightroomプリセット、HIGH-RES ARCHTECTUREを試してみます!

 

_DSC1037-2

マットな仕上がりですね😊

 

スクリーンショット B&W

Lightroomの基本パラメータも結構いじられているのですが、一番は白黒ミックスの色輝度補正。ここがモノクロ写真のキモだと思います(そのまま載せるのはアレなので、プリセット適応後もう少しいじったのが上の数値です)。

 

わたしは空を黒くしたいので、ブルーのパラメータをがっつり落としてます。

 

ここで作例を3つ、自家現像とプリセット適用とで比較してみます。

 

  • 自家現像

_DSC1039

iso100, 15mm, F6.3, 1/800秒(長時間露光をし忘れた・・・)

 

  • プリセット適用

_DSC1039-2

 

  • 自家現像

_DSC1041

iso100, 15mm, F6.3, 242秒(ND1000 + ND64 使用)

 

  • プリセット適用

_DSC1041-2

 

  • 自家現像

_DSC1043

iso100, 20mm, F13, 30秒(ND1000 使用)

 

  • プリセット適用

_DSC1043-2

最後は自家現像が勝ったのでは?

 

撮影するにつれてだんだん日が落ち、シャッタースピードが変化するようになってしまいました。

露出が安定する時間帯だから、昼間に撮影するんですね。よくわかりました。

 

晴海埠頭でのリフレクションを超長時間露光

箱崎ジャンクションや西新宿ジャンクションなど有名なスポットは他にもあるのですが、有明ジャンクションにした理由が晴海埠頭も撮りたかったからです。

 

ブログ仲間のちゅうさんの記事を拝見したのがきっかけ。

www.photo-no-wa.com

 

マジックアワーのリフレクションがいい・・・😊

 

_DSC1051

iso100, 30mm, F9, 4秒

 

ただこの日はめっちゃ曇っててこんな感じでした。

ゆりかもめの市場前駅から歩いてたら、予想以上に時間がかかり日没に間に合わないハプニングもあり・・・調べ不足でしたね。

 

(このモニュメントが海の上に浮かんでるものとばかり思ってましたし。後で単独で記事にします)

 

でも負けない。

_DSC1052

iso100, 30mm, F9, 307秒(ND1000 + ND64 使用)

長時間露光は雲があった方が映えます!

 

_DSC1054

iso100, 25mm, F9, 20秒

夜ならフィルター無しでも20秒稼げます。このくらいのスピードで表現される雲も悪くない。リフレクションマジックもありますけどね。

 

おまけ:江ノ島の超長時間露光

_DSC1251

iso100, 24mm, F11, 1/400秒

 

_DSC1252

iso100, 24mm, F11, 121秒

この日は逆に快晴で雲の流れが全くなく、空の表情があまり変わらない結果になりました😓

海は面白い表現になりました。

 

自家現像をリセットし、プリセットを適用してみます。

_DSC1252-2

左側の海の部分が目立たず。構図がまずかったですね。

 

最後に

以上、超長時間露光をやってみたでした!

空の表情で写りの良し悪しが全然違って、奥が深いですね・・・。

今回は選ばなかったのですが、被写体がビル群だと、面に太陽光が反射してまた違った雰囲気の写真が撮れると思います。

 

また機会がありましたら再挑戦したいですね☺️それでは!

2019年のベストショットとブログの来年の抱負

_DSC2079-Edit

こんにちは、maru-shikakuです。

 

今年は風景写真元年というか、本格的に風景を撮ってみようと思って四苦八苦した年でした。

おかげさまで昨年よりレベルアップした実感があります。だいたいはレンズのおかげなんですけどね(^_^;)

 

2019年のベストオブベストショットは上の写真です。しゃがみ込み、変な体勢でプルプル震えながら撮った甲斐がありました。笑。説明は後ほど。

 

この写真以外にも印象的な写真は季節を通してたくさんあります。この一年をベストショットとともに振り返ります😊

 

最後に来年の抱負も書いたので見てってくださいませ。

 

 

2019年のベストショット 

  • 大流星撮影記念 

DSC01064

iso16000でノイズがすごいですね。笑

ひどい星景写真です。

でも、長い流れ星(しぶんぎ座流星群)が初めて画面に収まった記念すべき一枚!

来年初めもあります。狙いたい。

 

 

  • ズミクロンR50mm F2はすごい

IMG_2123

IMG_2127

お正月に衝動買いしたオールドレンズ、ズミクロンR 50mm F2。

【最も安いズミクロン】ライカ・ズミクロンR 50mm F2をレビュー【オールドレンズ作例】 - まあるい頭をしかくくするブログ

 

安い割にオールドライカの魅力にどっぷり浸かれるめっちゃいいレンズです。

お正月はこれで遊んでたな。

 

正直、このレンズでかなり満足してしまって、オールドレンズ熱が一気に冷めるくらい(でも最近再熱したり・・・)。やはりライカを選べば間違いないか。いや、ツァイスも気になる。。。

 

 

  • ライティングで遊ぶ 

DSC01821

 

DSC01800

冬は室内の子供撮りがはかどりました。

そこで今年はライティングをちょっとかじりましたね。

 

こちらの2枚はスタンド付きソフトボックスを使って、オフカメラライティング。

 

やっぱ写真が断然カッコよくなるんですよ。

で、ライティングでできる光と陰から学ぶものがあったり。

ストロボ1灯からでもいいからやってみるといいです。

 

実はストロボはブログ用の物撮りにめちゃくちゃ使ってます!

なんでこんな便利なものを早く買わなかったのかとさえ思います。

 

 

  • 望遠ズームレンズの活躍の時 

_DSC2980

富士サファリパークにて、ようやくFE70-200mmF4G OSSの本領発揮!

 

望遠ズームレンズは滅多に使わないけど、あるとないとでは雲泥の差です。

とりあえず持っとくといいですよ。

 

 

  • Batis 2/40 CF 降臨 

_DSC2954

 

_DSC2686

 

_DSC2765

究極の標準単焦点レンズが欲しくなって、もう重くてもいいからFE 50mm F1.4Zでも買おうかと思った矢先、Batis 2/40 CFの存在を知り、ゲット。

 

直後に行ったみなとみらいの旅行では、暗部の表現に惚れ惚れ。

 

Zeiss Batis 2/40 CF レビューと作例(横浜みなとみらい) - まあるい頭をしかくくするブログ

 

今年買ったレンズは数少ないですが、間違いなくベストバイレンズです!!

 

お出かけ、旅行はこのレンズでだいぶ撮りました。

軽いからいいんですよねー!

 

_DSC3878

さらに近接撮影もできるのが今時のレンズですね。ハイビスカスにここまで寄れます。

 

 

  • 桜を街灯に照らして 

_DSC3288-Edit

 

_DSC3286-1

ちょうどライティングに凝ってるなか、今年は夜桜を撮ろうと出かけ、街灯を利用したバックライティングで桜を撮ってみました。 

 

幻想的な写真が撮れてなかなか。今度は奥行き感も演出できれば。

 

 

  • Lightroomの明暗別色補正で遊ぶ 

_DSC34047_最終

明暗別色補正なる機能を知っていろいろ遊んでたら、思いの外自分でもすごいと思う写真に仕上がりました。

 

Lightroomの明暗別色補正で肌レタッチ&作品作りを解説! - まあるい頭をしかくくするブログ

 

過去の設定値を見ないで、今から同じレタッチをやろうと思っても無理ですねー。

 

ブログに何書こうかなーと何気なく遊んでると、思わぬ発見があったりして面白い!

これもブログのメリットですね。

 

最近だと

モノクロポートレートでのライカオールドレンズのススメ - まあるい頭をしかくくするブログ

これも遊びから生まれた記事です。モノクロも奥が深い。

 

 

  • 天の川と夜景 

_DSC4415

ずーっと天の川と夜景が撮りたくて。ブログ初公開の写真です。

ただ難しいですね。どうしてもレタッチバリバリにしないと。

 

でも今後も撮りたくて仕方ないテーマです。何度もトライすればクオリティも上がるはず!

 

 

  • 雨を撮る

_DSC1247-200


_DSC1283

こんなこともやってましたね💧でも面白かった!

紫陽花と雨の写真のイメージがどうしても抜けなくて、激しい雨の中、ライティングスタンド片手に突撃しました。

 

2枚目の感じはイメージに近かったです🤗

 

この後買ったナショジオ本『露出を極める』で線状の雨を撮った写真があり、雨粒を線にするには昼間の方が良かったと発覚。

 

来年も紫陽花の時期に再チャレンジするかな〜。

 

 

  • タムロンSP 15-30mm F2.8 G2の素晴らしさ 

_DSC1586-Edit-3

風景やるぞ!と意気込み購入したタムロンSP 15-30mm F2.8 G2。

旧作レンズは銘玉と呼ばれていましたが、このレンズも伊達じゃなかった!

 

上の写真は足元ずぶ濡れになりながら。風景楽しーと目覚めた瞬間でした。

 

_DSC2079-Edit

お盆に帰省した際、仙台の秋保大滝の撮影。

スローシャッターは楽しいね。風景の中でも水辺の撮影をする人が多い理由がわかる気がしました。

 

個人的にはこの渓流の写真が2019年のベストショット!

自分の持っている技術を全て注ぎ込んだ一枚です。

 

 

  • 奥日光撮影旅行 

_DSC2868

 

_DSC2873

 

_DSC2909

奥日光は撮影半分、温泉半分で旅行しました。やっぱり奥日光の硫黄温泉はサイコーです😌 肌ツルッツル。

 

撮影の方はやりたいことを詰め込んだら、思った以上に過密スケジュールで大変でした。

 

それでも選果は満足。風景撮った後って、なんだか獲物を捕まえたような達成感がありますね。そしてアドレナリン出ます。だいぶ興奮してしまいます。

 

もう少し冷静に取り組みたい。あとでこうしとけばよかったと思うことがたくさんあります。それはそれでいいことか?

 

_DSC3014

いろは坂下り。この写真は個人的に好きで載っけました。

画家のコロー風の色彩を意識してます。

 

 

  • 湘南平の景色

_DSC3697-Pano

こちらも本ブログ初公開。

 

こちらの記事を読んで即行動しました。

海外フォトグラファーのような写真が撮りたいあなたにこっそり教えるパノラマ撮影のススメ | カメラと三脚とアルカスイスと ときどきMac

 

実は40mmで撮った写真を縦に並べてパノラマかけてます。超広角一本で取るのもいいんですけど、歪みはこっちが少ない気がします。

 

_DSC3819

江ノ島を望んで。これは望遠で。

 

湘南平は神奈川の高台の中でも道路の舗装がよくて行きやすいところです。他の名所は結構狭かったり、ウネウネな山道が多いですからね。

 

_DSC3259

夜景もかなり綺麗!

目ではうっすらとしか分かんないくらいに東の空がオレンジに染まる瞬間が、夜景と空の色彩バランスがよくて大好きです。

 

 

  • 青森県十和田市、蔦沼のリフレクション

_DSC4244

青森旅行でも風景を狙いました。

初めての有名スポット、撮影者が数人いることにちょっと嬉しかった。

 

8月の渓流といい、東北には美しい景色がありますね!まだまだ開拓の余地はかなりありそうです!!

 

 

ブログ2周年でした

f:id:maru-shikaku:20191226222059j:plain


 2年も経つと、祝う気持ちがそこまで沸き起こらなくて、2ヶ月も事後報告ですけど、とりあえず2周年です😌

 

ブログのアクセス的には、グーグルの度重なるアップデートが重しとなり(アプデ連打でノックアウトし諦めてしまったブロガーが多いです)、

 

www.maru-shikaku.net

 

↑1周年時点とアクセス数も収益もほぼ変わらなく😭

減らないだけマシなのかもしれませんね。

 

はてなブログはスタートダッシュがもの凄い以外に続けるメリットがないサービスになってしまい。

それでもはてなの小規模なコミュニティがわたしには心地よく、コメントを書いたり読んだりしてブログを続ける気力を頂いています。感謝感謝です拝

 

 

来年の抱負:執筆

当ブログはカメラと美術展感想の2本だてが柱でして。

 

カメラの方は、これまでの感じで進めます。カメラを始めて3年になったので、できれば技術的な記事を多めに書ければなと思ってます😃

 

美術展感想の方。2019年は「〇〇展 感想」と検索すると、だいたい上位にくる自信を持てた一年でした。

 

ただ、美術展は期間限定で一過性のアクセスですし、せっかくこれまで調べて書いてきた考察が読まれなくなるのももったいないなと思って、来年は長い文章でまとめてみようと決意しました!!

 

f:id:maru-shikaku:20191226223709j:plain

つまり執筆です。とりあえず資料を購入。

この中で『美術の物語』は定価8,500円+税です。ツタンカーメンから現代までの美術史です。辞書です。鈍器です。

今はamazonの新品がありません。まだ読んでないけど買っておいて良かった。

 

年末年始はこれらを読んでお勉強です。

 

長文の媒体は、kindleの電子書籍やnoteを考えています。やると決断しただけで、納期は決めてないんですけどね💦気長にコツコツ書きためます。

 

大変になると思いますが、ブログはもちろん続けますので、どうぞ来年もよろしくお願いしますm(_ _)m

蔦沼でリフレクション撮影を堪能@青森県十和田市【奥入瀬渓流だけじゃない】

_DSC4244

今週のお題「紅葉」

 

こんにちは、maru-shikakuです。

 

嫁さんの親戚に会いに青森へ。

青森といえば、かの有名な奥入瀬渓流を撮りに行こうと考えていました。

 

しかし、調べたところ奥入瀬渓流にほど近い「蔦沼(つたぬま)」のリフレクションが、御射鹿池のようでいいのでは!と気になりました。

 

 

↑蔦沼の紅葉のピークは10月20日頃だそうです。

 

奥入瀬渓流は残念ながら時間の都合で行けずでしたが、蔦沼で終わった紅葉が写真に収められましたのでレポします。

 

 

蔦沼の地図

見辛くてすみません、蔦沼は上のマップでは一番北にあるアイコンです。蔦温泉のすぐ近くです。

 

そこの宿泊者であれば送迎があるらしいですが、基本的には車で行くしかありません。

ナビ上で「蔦温泉」もしくは「環境庁 蔦野鳥の森休憩所」を選んでみてください。

 

IMG_0249

車を停めて、蔦温泉の方に歩くと蔦沼入り口の看板が見えます。

こちらの歩道を進むと5分もかからず蔦沼にたどり着きます。

 

11月の終わりではこの通り。蔦温泉は山の上にありますので平野にはない雪が積もってます。10月から降ることもあるそう。

 

IMG_0402

IMG_0403

こちらの桟橋から狙います。遠くに見えるは八甲田山。

 

三脚を立てる人が複数いるほどの撮影スポットを訪ねるのはこれが初めて。もう紅葉は終わったのに6人もいるとは驚きです。

 

 

↑紅葉ピーク時はものすごい人の数!!

 

IMG_0399

うんうん、こうゆうのやりたかった。

 

蔦沼の朝焼け

_DSC4244

FE 70-200mm F4 G OSSの70mmで。やはりこういうのは望遠レンズの出番です。

参考記事:FE 70-200mm F4 G OSSをレビュー&作例【ソニー小三元望遠ズームレンズ】 - まあるい頭をしかくくするブログ

 

Lightroomにて明暗別色補正。シャドウに青みを足してます。

 

参考記事:Lightroomの明暗別色補正で肌レタッチ&作品作りを解説! - まあるい頭をしかくくするブログ

 

ファーストショットが結局一番良かったこと、あるある?

 

朝日が昇るにつれて影がだんだんなくなってくので、ちょうどいいところを捉えないといけません。たまたま来た時がベストタイミングでした。

 

次は200mmにて。

 

_DSC4260

_DSC4266

油彩画のようなにじみ感を狙って。

ちょっとの時間差でも刻一刻と太陽の位置は変化しています。

 

最初の写真は朝焼けで木々が赤くなってましたが、だんだんと金色に色が変わりました。金色の一瞬を過ぎれば、光が強過ぎて画面が白っぽくなってしまいます。

 

_DSC4274

この写真は構図は好きですが陽あたりがもう、ちょっと強すぎかな。

その後木々は本来の黄土色に戻りました。

 

一分一秒で変化する風景写真は難しいけどその分やりごたえがあります。

 

最後に

紅葉そのもののいいですが、落葉や枯れ木混じりの紅葉もまた情緒あふれていいですよね〜☺️

 

蔦沼は車でピューっと行って、撮って終わりのお手軽撮影スポットです。ぜひ行かれる皆様には奥入瀬渓流とセットで撮影旅行の計画を組んでもらいたい。

 

奥入瀬渓流もなら、新緑の季節とかいいですね!それでは!

モノクロポートレートでのライカオールドレンズのススメ

こんにちは、maru-shikakuです。

 

今回はちょっと趣向を変えて、モノクロ撮影で遊んでたら面白いことがわかったのでその話です。

 

カラー写真の色を抜いただけと考えられがちなモノクロですが、その実結構印象が違くて、カラーではいいと思って彩度をゼロにしたら、なんか普通の写真になってしまったーということが多々あります。

 

その逆も然りで、カラーでは発色が悪い写真がモノクロではいいということが起こり得ます。その辺を左右するのがレンズです。

 

カラー写真に最適化されている現代のレンズと、モノクロで表現するしかなかった頃のレンズではだいぶ性格が異なりますね。

 

その違いが如実に出るのが、モノクロの中でもポートレートだと思います。

遊びながら撮った写真をご覧ください。

 

Leica Summitar 50mm F2のモノクロポートレート

DSC02274

ライカのオールドレンズ・ズミタール。ズミクロンの前身として1939-1955年の間に製造されました。当時の標準レンズです。コーティングがしてあるので後期型ですね。

 

www.maru-shikaku.net

  

かなり癖玉で、開放のポワポワ加減は買った当初楽しんでましたが、ふんわりを通り越してpoorな写りかなと思って出番が激変しました。

 

ひと時あったオールドレンズ熱が冷めてしまったのもあります。

けど、思うところがありまして、今回引っ張り出しました。

 

_DSC3988

F2。意外といいんです。ピント面すらボケボケなのが、カラーだとはっきりわかってしまうのが嫌だったのですが、モノクロだと難が隠れてます。

 

フレアがいい感じに回ってるのもいいですね!

 

ポートレートが風景写真と違うのは、レンズフレアがアクセントになることが多い点にあります。

 

その意味でフレアが出やすいオールドレンズがポートレートにいいんですよね。

 

_DSC3990

F2.8。この辺でピント面のシャープネスが復活してきますが優しいボケで、この辺の絞りが使いやすそうに感じます。

 

_DSC3996

F4。ここまでくると現代レンズの一歩手前で、ズミクロンの前身に恥じない凄まじいシャープさです。

 

_DSC3996-2

等倍切り出しを見ればそれがわかりますでしょ?

 

_DSC3956

同じくF4。ここまでくると逆につまらなくなる人もいるかもですね。

 

_DSC3956-2

等倍切り出し。

 

現代レンズとの比較

じゃあオールドレンズを使う意味があるのかというと、これを見てください。

 

summitarbatis40

左:Summitar  右:Curl Zeiss Batis 2/40 CF

現代レンズの代表格としてBatis 2/40 CFを撮って比べてみました。

だいぶコントラストに違いが出てますね。個人的にはsummitarの柔らかい感じが好みです。

 

そう、解像してても柔らかい描写はオールドレンズ特有なのです!

 

オールドレンズって大抵逆光性能が弱い。特にライカのオールドレンズは半端なく悪い。階調性の良さと逆光性能はトレードオフなのかと思うくらい。

 

2つしか持ってないけど。もう一つ、summicron R 50mmを持ってますが、これも速攻でフレアでます。元の解像度が良いから、あえてフレアでコントラストを下げると良さげなポートレートになりますが、これはカラー向きですね。

 

 

www.maru-shikaku.net

 

じゃあ現代レンズのモノクロポートレートはダメなのかというとそうでもなく、レタッチが前提になってるなという印象です。

 

_DSC4006

Batis 2/40 CFで撮った写真です。Lightroom CCでコントラストを-40までがっつり落としてようやく良いかなと思う明暗差が出てきます。

 

 

カメラ側の設定でコントラストを最小にしてるにも関わらず、まだ明暗差が激しい。これが静物写真なら問題ないのですが、ポートレートだとちょっとキツイ表現で、モノクロだともっと際立って見えてしまう。

 

高コントラストのモノクロポートレートも全然ありますけどね。好みの問題ですね。

 

デジタルっぽいのが嫌な人がオールドレンズに走り、フィルムカメラに走るのでしょうね。

ライカのレンズなら現行でもモノクロはキレイっぽいです。でもちょっと値段が・・・。

 

フィルムはフィルムで沼が深そうなのでちょっと遠慮して、α7Ⅲでオールドレンズを楽しむ程度にとどめておきます。レンズだけでも十分沼は深いんですけどね。笑

 

M型のズミクロンだけでも沈胴式1st、固定鏡筒1st, 2nd, 3rd, 4thという種類がありますし。ちなみに今はズマロン35mm F2.8が気になってます。高騰しすぎてて買わないけど。笑

 

最後に

モノクロポートレートは遊びでも本気でも面白いです。ライカのオールドレンズではsummitarや次の世代の沈胴式summicronあたりが数万円で買えて試しやすいと思います。

 

ライカじゃなくても、コンタックスのプラナー85mm F1.4とか、ロシアレンズのJupitar-9 85mm F2の2つはフレアが出やすいためポートレート向きと言われてますね。

こっちはフレアでコントラストはいい塩梅になるけど階調性はライカレンズに劣る印象です。が、安いのでお試しならこの2つで探すといいかもですね。

それでは!

奥日光で撮影旅行した話

こんにちは、maru-shikakuです。

 

先日、奥日光に行きました。

中禅寺湖の水鏡、湯ノ湖の星空、小田代ヶ原、竜頭ノ滝など撮りたいものを撮るのが目的の撮影旅行で、とても楽しかったです!

時間の割に撮るものが多くてちょっとハードスケジュールでしたけどね・・・ただもう一つの目的、奥日光の硫黄泉にも存分に浸かってきましたし、言うことありません。

 

まず前回は小田代ヶ原の記事を書きました。

 

www.maru-shikaku.net

 

他にも個別に記事にする予定なのですが、今回は気楽に旅行の振り返りをしようと思います。

奥日光に行かれる方の参考になれば幸甚です!

 

 

いろは坂を登り中禅寺湖へ

半月山駐車場

いろは坂の軽い渋滞を抜けて中禅寺湖へ!

 

奥日光のシンボル、男体山(なんたいさん)。

 

_DSC2805

 

この日のミッションは夕暮れの湖を撮ることでしたが、まだ太陽が高いため、寄り道することに。

 

車で行ける高台の半月山駐車場です!

 

_DSC2769

 

駐車場からの景色。すごく綺麗!ちなみに右下にキラキラ光ってるのはトンボです。めちゃくちゃいっぱいいました。

 

_DSC2772

_DSC2773

反対方面の山々も綺麗。紅葉したらもっといいでしょうね〜。

 

本来、観光ガイドブックでよく見る中禅寺湖と男体山の俯瞰写真を撮りたかったのですが、

 

_DSC2774

 

駐車場からこのうえを20分ほどかけて登らないといけないことが判明。

 

ちょっと時間がない・・・泣く泣く下山です。

 

旧イギリス・イタリア大使館

 

湖に戻り、歌が浜第一駐車場へ駐車、旧イギリス・イタリア大使館へ進みます。

 

台数は少ないですがもっと近い駐車場があります。最後にグーグルマップに載せておきます。歌が浜からは地味に遠かった・・・

 

奥日光は避暑地としてかつて大使館の別荘がいくつもあったそうで、その跡地が観光地になってるんです。

 

_DSC2808

旧イギリス大使館別荘。17:00までなら入れます。時間の都合で見送り。

 

_DSC2809

ここから眺める中禅寺湖が素敵です。

 

_DSC2815

もう少し進むと旧イタリア大使館。オシャレ。

 

_DSC2824

 

_DSC2823

ロックチェアで日向ぼっことか最高ですね。

湖側にカギ型の桟橋があるのがわかりますか?あれをちょっと撮ってみたかったのです。

 

_DSC2826

試写。えーっと。。。つまんない笑

 

こんなことはよくあります。事前にグーグルマップの航空写真で代わりの被写体は見つけていました。

ほんとグーグルマップの航空写真はめっちゃ使えます。下調べはちゃんとやった方がいいです。

 

_DSC2846

それが旧イタリア大使館からちょっと左へ歩くとあるこちらの桟橋跡。いい感じの朽ち方ですよね。

 

ここで先日買ったND1000フィルターのテストをしました。長時間露光というやつです。

 

その件は後日まとめますが、こんな感じの写真が撮れました!

 

_DSC2868

_DSC2873

予報では曇りだったんですけど結果的には快晴。雲が少なすぎて困るほどでした^^;

 

湯ノ湖の星空

6時、茜空まで待ってる時間的猶予がなく、駐車場へ戻ることに(泣)

夜は早い段階で雲が出ることが予報でわかっていたからです。

 

ここから車で湯元の旅館へ(6:30)、チェックイン(6:50)、湯ノ湖で星空を撮る、夕食(7:30)までのドタバタがすごかった。

 

星空を撮る場所は、すでにグーグルマップ航空写真で確認していたためスムーズに決まりました。下調べは大事ですね。

 

_DSC2909

案の定撮影が終わりかけの頃に雲が出て来始め、旅館に戻る頃はすっかり曇り空で、ほんと今回の旅行は天気に恵まれました。

 

泊まったのは湯守釜屋さん。古いけど安くて硫黄泉の温泉がいいところ。

歴史のある旅館だそうです。昭和の香りが漂う施設ですが朝夕ご飯付きで平日は1万円以下と安い。

休みの日は高いものの1泊1万5千円ほど。

 

そもそも日光含め奥日光は観光地価格なホテルが多いのと、お一人様が泊まれるところはここか素泊まりのペンションぐらいしか選択肢がありません。

 

本館、愛山荘、ガーデンハウスと建物がランクで分かれてます。泊まったのは愛山荘でした。

フロント周りに大浴場や食事処が固まってて、一番近い本館がやはり特別ですが、愛山荘も本館から続いててすぐなので不便を感じませんでした。

 

その代わり一番安いガーデンハウスは完全に離れで、貸し別荘のような感じらしいです。愛山荘はいいチョイスだったと思います。

  

IMG_3406

客室はこんな感じ。古き良き旅館ですね。エアコンはありません。

 

IMG_3404

夕飯は普通の旅館ご飯といった感じです。なんかもう疲れてビールがうまいしか覚えてないです^^;

 

温泉はやっぱり最高でしたあ!熱い場合は水を足して入ります。

身体中硫黄くさくなるけど肌ツルッツルになります。

 

地元宮城は硫黄泉が多く馴染みがあって、わたしの中では温泉といったら硫黄泉なんですよね。で、むかーし奥日光に旅行して温泉に感動して以来、しばらくぶりになりますが、奥日光湯元温泉は全国的にもかなりレベルが高いと改めて思いました。なんども行きたくなります。

 

竜頭ノ滝と帰りのいろは坂から

早朝に行った小田代ヶ原は前の記事にまとめたので飛ばして。。。

 

朝飯、チェックアウトを済ませて向かったのは、竜頭ノ滝。

二股に龍の頭のように分かれている名瀑で奥日光の定番観光スポット。

 

_DSC2975

駐車場からすぐのお茶屋さんから眺めることができます。

やっぱりここも紅葉シーズンが本番でしょうね。お客さんはまばらでした。 

 

_DSC2984

_DSC3004

ちょっとシャッタースピードを遅らせて滝を流してみました。

 

帰りのいろは坂はかなり霧が濃くなって、おお、写真映えと思って、途中の車を停められるスペースで撮りました。

 

_DSC3014

_DSC3017

レタッチで彩度を落としてます。画家のコローっぽい感じを目指しました。

 

帰りはみんみんの餃子定食でフィニッシュ

IMG_3425

JR宇都宮の駅ビルにあるみんみんは2種類あって、普通のと、宇都宮みんみんステーションバルというお酒も置いてあるお店があります。

 

どちらもメニューはほぼ変わりませんが、普通のが長蛇の列に対してみんみんバルはかなり空いてました。なぜ?

 

上の餃子定食はダブルスイライス。790円。

  • ダブル(焼き餃子12。一個食べてしまった)スイ(水餃子6)ライス

というわかりやすいネーミング。それよりとにかくすごく安いですよね!

宇都宮餃子の一番の特長はぶっちゃけ味ではなくその安さです。

ここの名物は唐揚げだそうです笑

 

帰省するときSAに寄ってお土産で餃子をよく買いますが、かなりお買い得ですごく助かります。

 

地図を置いておきます 

写真の解説記事は後回しで、とりあえず今回はゆるい感じで書きました。 

 

アクセスがちょっと悪いですが、わたしは断然日光より奥日光派!

まず温泉がいいし、手つかずの自然って感じがいいのです。

 

秋の紅葉、混むのは必須でもいい写真が撮れそうですよね。参考にしてみてください。

オフカメラライティングで雨と紫陽花を写しました

_DSC1283

こんにちは、maru-shikakuです。

 

梅雨の時期、ちょっと雨を撮ってみたい願望があって、オフカメラライティングを試してみました

 

イメージは下の下手な図の感じです。

f:id:maru-shikaku:20190708211915j:plain

 

あじさいがあって、背景が雨。雨の線がつーっと通って終端に雨粒がある感じ。

 

雨を普通に撮ろうとすると、背景に溶け込んでしまって全然目立ちません。

 

ひと工夫が必要です。

 

以前人気フォトグラファーのイルコさんの本を読んでて、

雨粒がストロボで写ってる写真にかなり興味がありまして、一度やってみたいと思ってました。

 

で、どーせならシャッター速度をいじってみたら雨の線が写らないかな?と思い、雨が降る夜の公園にて実験した結果をご報告します。

 

 

オフカメラライティングに使った機材 

ストロボ:Godox v860Ⅱ(下のリンクはソニー用)

 

 

S型ブラケット:Godox S型ブラケット

 

 

ライトスタンド:アマゾンベーシック ライトスタンド(NEEWERでもOK)

 

 

ストロボは野外撮影ということでガイドナンバー60のものを使用。安くて性能のいいGodoxの製品を愛用しています。趣味として使うぶんにはこれで十分。

 

使いやすいGodoxのS型ブラケットで挟みこむように固定し、ライトスタンドに取り付けます。

 

雨の撮影なので、透明のビニール袋を念のため2枚重ねにしストロボに被せて防水します。

袋はレジ袋でOK。ただし色付きの袋はライトの色が変わってしまうためNGです!

 

これを片手にロケ地に向かいます。気分は仙人。笑

 

オフカメラで発光させるには電波の送信機をオンカメラさせます。GodoxではX1Tが旧機種としてありますが、操作性がいいx-proをおすすめします。

 

※ソニー用 

 

セッティング図

またまた模式図にて。

 

f:id:maru-shikaku:20190708212951j:plain

 

雨を写すにはバックライトでストロボを光らせます。

被写体に近すぎても遠すぎても雨はうまく写りません。1.5mから2mくらい離して被写体の後ろに設置します。

バックライトの基本は発光部を隠すこと。たいてい被写体とか背景で隠すようにします。漏れるとフレアゴーストが盛大に出ます。

 

女性子供ポートレートだと、発光部をちょっと漏らしてフレアでコントラストを下げるといい感じになるかもしれません。一応、フレアが出た写真を後々載せておきます。

 

また、今回は1灯ライティングです。昼間で自然光とのミックスでなければ、被写体自体はかなり暗く写ります。

 

現像で持ち上げるのが基本ですが、2灯目を被写体の前方に設置してみるとなおグッド(レフ板である程度代用可能だが一人では辛い)。

 

被写体の明暗はソフトボックスやアンブレラで柔らかくしてください。

もちろん2灯目のストロボも袋に包んで防水するのを忘れずに。

 

あじさいを引きで撮ってみた。シャッタースピードと雨粒の形の変化

_DSC1255-100  

で、撮ってみた結果がこちらです。今にもメガンテしそうですね。笑

  • 55mm, F2, 1/100秒, iso1000

という条件。ストロボはフル発光です。

雨粒はちょっと流れてますね。

 

この日はしっかり降ってました。しとしと雨と土砂降りの間といったところでしょうか。

シャッタースピードをいろいろと変えていきます。

 

_DSC1252-800

意外としぶとい。1/800秒でようやく雨粒が粒として写りました!

※1/250秒より高速シャッターでストロボを光らせるには、ハイスピードシンクロ(HSS、日中シンクロ)モードにする必要があります。そのモードがあるストロボを買いましょう。

 

ただしHSSは光量が低下します。ちょっと被写体がアンダーすぎてノイズが多いです。このシャッタースピードでは2灯目がいりますね。

 

雨とストロボ同調速度

等倍でまとめてみました。白文字がシャッタースピードの値です。

逆にスローにしてみると、1/100秒あたりから変化がなくちょっと細長い線として写りました。

しかも上端が太ってて末端が細長い形状です。カメラ側で後幕シンクロモードにしてみましたが、何も変わらず。

 

ストロボの発光速度ってどうなんだろうと思ったら、玄光社の記事を見つけました。

 

第3回 ストロボの光量を調節する | ストロボ光源の基礎知識 | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO

シャッター幕が開くと急激に光量が増えて、緩やかに落ちるとのこと。

雨の形状と同じで合点がいきました!

 

ストロボ光はものすごく速いイメージがありますが、実際はシャッター幕を閉じることで光をカットしてるだけみたいですね。

 

発光した光をすべて利用するならば、1/60秒が最適というわけです。

 

なるほど〜。

 

結局アップで雨をぼかせて撮ればそれっぽい

_DSC1283

ということで冒頭の画像に戻ります(微妙にピンずれしてるorz)。

F値を小さくしアップで撮れば、雨粒がボケて大きく目立ちます。

焦点距離としては50mm以降、中望遠〜望遠のレンズだと、背景も大きく写る=雨粒も大きくなり最適。今回は55mmで写してます。

 

ホワイトバランスまたは明暗別色補正で背景をぐっと青くさせれば、妥協しますがイメージに近い写真に仕上がりました。

 

_DSC1280

こっちもそれっぽいのにぶれていた(^^;;

 

なんとか雨を線と点で写せないか

_DSC1308

昼でもなかなか目立たない雨の写真。やはり強烈な光のそばで写るみたいです。

電灯近くでようやく雨が見えました!ただし蛍光灯はフリッカー現象で雨も途切れ途切れ。

蛍光灯は超スピードで断続的に光ってるため。お世話になってるCirculation - Cameraさんの解説記事が参考になります。:カメラの豆知識 ~「フリッカー対策」~ - Circulation - Camera

 

昼間に望遠レンズを使うしかないのか。

 

半ば諦めムードで電灯にストロボをセット。

 

_DSC1301

 

見上げて撮影すると、

 

_DSC1306

あっ、線と点じゃないですか!? もっと目立たないかな?と思いF値を下げました。

 

_DSC1302

だいぶフレアが出ちゃいましたが・・・イメージ以上です!

上の方は線で写して、下側をストロボで止めてぼかす。

 

傘をさす女の子をここに入れるだけでいい感じのポートレートが完成です!そんな写真をいつか撮りたい。

 

最後に

雨だからってお家に引きこもってるのはもったいないです!

雨でも雪でも悪天候には撮影のタネが転がってます。今回はストロボをオフカメラするだけで面白い写真が撮れました。

 

あっ、台風は例外です。ちょっと撮影しに田んぼに行ってくる・・・ちーん。となりかねません。笑

 

雨に限らず、野外のオフカメラライティングは楽しいので試してみてはいかがでしょうか?それでは。

 

↓ライティング関連の記事はこちらに揃ってます。

ライティング撮影 カテゴリーの記事一覧 - まあるい頭をしかくくするブログ

Zeiss Batis 2/40 CF レビューと作例(横浜みなとみらい)

_DSC3183のコピー

こんにちは、maru-shikakuです。

 

軽くて寄れて写りがいい。

 

レンズ沼の住人たちは何度この呪文を唱えたのでしょうか。

カルクテヨレテウツリガイイ・・・カルクテヨレテウツリガイイ・・・

 

日本のどこかで、ニンニクマシマシヤサイアブラカラメぐらいの頻度で唱えられているはず。

 

標準レンズに求める三大要素ですよね!

要は写りだけでなく利便性も捨てがたいということ。

 

そんなレンズを求めると、ある商品が浮かび上がってきます。

それがBatis 2/40 CF。

 

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAからのステップアップにちょうどいいレンズ。

 

もうこれ一本でお出かけ・旅行は乗り切れます!

 

【追記】この間ディズニーに行ってきましたが、パレードを除いてその他はBatis40一本で全然イケました。

【追記】全然FE55を使わなくなりました。F1.8のボケを重視するなら、Batis40+85〜100mmあたりの中望遠レンズの組み合わせが良さそう。

【追記】焦点距離のカバーを重視するなら、望遠ズームとの併用がおすすめです。上でBatis40一本でいいと書きましたが、お出かけはともかく、旅行にはBatis40とFE70-200Gの2本体制がわたしのベスト。

 

FE 70-200mm F4 G OSSをレビュー&作例【ソニー小三元望遠ズームレンズ】 - まあるい頭をしかくくするブログ

 

  

春の陽気に甘んじて購入したのでレビューします!

話題のファームウェアアップデートをした後の話もあります。

目次をご覧ください。

 

 

外観

DSCF7374

なかなかごん太レンズなのが玉に瑕ですが、その代わり周辺の画質は良好です。

 

全長はそんなに長くなく、フードを逆さ漬けにすれば、バッグへの収まりはいいです。

何より361gという軽さが利点。

 

持った時、ふわっ、て感じますよ。ふわっと。

 

FB0D240B-1F41-4CAF-991D-49D54DCDC8B2

距離表示が有機ELによるデジタル表示となります。ここすごいかっこいいですよね。

ピント面の厚みが前後でどれだけあるかもわかっちゃいます。

0.6mでF5.0だと厚みは2cm。もっとあるような気がするけど、目安です。

 

DSCF7367

Batisという名前は通称で、レンズ構成的には一眼レフ用広角レンズと同じ、Distagonタイプとなります。

フィルター径はφ67mm。

 

DSCF7364

防塵防滴のマウント周りシーリングゴムが付いてます。

何より青いのがかっこいい!

 

DSCF7388

レンズ側面にフォーカスリミッタースイッチがあります。

  • FULL
  • ∞-0.4m
  • 0.5-0.24m

あまり必要ないというレビューが多々あり。

オートフォーカスが弱いα7Ⅱを使っているわたしからしたら必要な機能ですが、真ん中は使ってません。

基本FULLで、テーブルフォトに0.5-0.24mを使うぐらいです。 

 

 

作例

【2019/11/9 追記】作例を追加します。

カメラはα7Ⅲに切り替わってます。

参考記事:α7IIIに変えて良かったポイント。α7Ⅱと比較してみました - まあるい頭をしかくくするブログ

 

_DSC3878

最短でここまで寄れます。F2.8のボケです。

 

_DSC3864

レタッチで明暗別色補正を行なっています。花びらの柔らかさが伝わってくるでしょうか。

 

_DSC3697-Pano

横位置4枚の写真を縦にパノラマ合成しています。

赤いゴーストが左上に小さくありますが、目立たず。逆光性能は優秀です。

 

↑↑追記ここまで↑↑

 

桜が開花しそうでしなかった頃、横浜みなとみらいへ旅行に行ってきましたので、その作例を載せます!

 

Batis 2/40 CF一本で全然平気でした。ほぼ絞り開放で撮ってますが問題ありません。

絞り値を気にしなくてもいいのも、旅行レンズに最適たる所以です。

周辺減光はあるので、気になるならF2.8まで絞ればOK。

 

解像度は良すぎて、ローパスフィルターありのα7Ⅱでもたまーにモアレ(干渉縞)が出ちゃうくらいです。

 

描写の癖はソニーから出てるツァイスレンズとLoxiaシリーズの間で、自然な方です。フツーな時といい!と思う時と混在します。

 

クリエイティブスタイルはビビッドを選択。

色ノリのいいこのレンズは、彩度高めにするとその特長が遺憾無く発揮されます。

写真は全てRAWで撮影。Lightroomで多少レタッチしてるものもあります。 

 

_DSC2445

_DSC2448

ツァイスのブルーは濃い。

 

_DSC2500

_DSC2509

絞り開放では周辺減光が生じます。が、均一な空だといいアクセントです。

 

_DSC2523

_DSC2551

最短撮影距離でこの通り。

絞り開放の設定ですが、おそらくF3.5くらいに絞られてます。(ファームウェアアップデート後は最大F2.8)

 

_DSC2554

重厚感ある描写。

 

_DSC2554-3

少し彩度を上げると、よりしっくりくる場合も。

 

_DSC2555

_DSC2556

床や壁の質感がダイレクトに伝わる。

 

_DSC2558

温かみのあるアンバーの発色がとても好きです。

_DSC2576

_DSC2593 

_DSC2606

_DSC2610

モノクロもいい。

 

_DSC2686

こういうの撮ると、笑っちゃうくらいパキパキの描写に。

直線のある物体を撮ると、そこらのレンズとは一味違う描写を見せてくれます。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAもそんな感じでした。無機物がスッキリ写ります。

そこに黒色が乗ると・・・なんとも言えない描写に。

 

ツァイスレンズのこの傾向はなんなんでしょう?

 

_DSC2676

腕はさておき、テーブルフォトはこれくらい寄れます。

 

2日目

 

_DSC2705

_DSC2756

_DSC2759

_DSC2761

_DSC2765

カーテンにかかる陰影よ。

かなりグッときた写真です。

 

どうです?欲しくなったんじゃないですか?

 

_DSC2767

_DSC2767-1

VSCOを最近いじり始めました。最近復活したフィルム・コダックエクタクロームのフィルターを適用。

_DSC2871

アンパンマンミュージアムにて。今回ドキンちゃんに一番ツァイスらしさを感じました。陰影がたまりません。

 

モノクロにするともっとわかります。

 

_DSC2871-2

ちょっとLightroomで赤の明るさを落としてみたら・・・いい!

 

_DSC2873

↓等倍表示すると、

 

_DSC2873-2

等倍でこの画質ですよ。α7Ⅱですからね。Rだったらどうなるんだろう?

 

_DSC2893

_DSC2893-3

たまにわざと白飛びさせてから露出を戻すと出る色転びを楽しんだりします。

空の色、いいですね。

というか、白飛びからここまで戻せるってすごい。

 

_DSC2946-2

建物はやはりスッキリ映ります。

横浜っぽさを出そうと色相を変え彩度を上げてみました。ちょっとくどいか。


_DSC2954

ガラス越しで光が反射しちゃってますが、直線が美しく映ってるのはわかりますよね。

 

玉ボケの問題はどうなったか?(ファームウェアアップデート後)

_DSC2627-1

作例の続きでファームウェアアップデート前の写真です。

ピン甘で申し訳ありませんが、こちらの写真の玉ボケを見るとよくわかると思います。

 

_DSC2627のコピー

等倍

絞り開放でも、焦点距離1.5m以下で勝手にF値が上がる仕様でした。

そのため、絞り羽根の形状を反映して、玉ボケが9角形に。

 

α7Ⅲでの瞳オートフォーカスが前ピンになる問題も合わせて、ユーザーの不満が多く、この4月にツァイス社はファームウェアのアップデートを配布しました。

 

ソフトウェア更新 Batis 2/40 CF

↑書いてある通りに行えばver.2になります。カメラが認識されなかったのですが、PCを再起動したらいけました。

 

実際にお家で玉ボケテストをしてみました。

全て等倍表示の写真をさらに切り出しです。

batis40_shape_of_bokeh_Collage_Fotor

上段左から、1.0m, 0.8m, 0.6m。下段左から0.5m, 0.4m, 0.3m

0.5m以下でカクツキますね。

 

ツァイス社のグラフでは、

0.5mでF2.2、最短0.24mでF2.8に絞られる

ので、実際と合ってます。

 

これならポートレート撮影の距離であれば、顔の一部をアップするとかじゃない限り、背景の玉ボケは丸になりますね!

 

ただし最短では確実にカクカクします。

上の例より強い光源ではボケの形は当然目立ちます。フィギュアや花撮りをする人は背景に注意してください。

 

40mmという画角についての考え

わたしは単焦点レンズ好きでかつ標準〜中望遠のレンズが好きです。

50mm以降の画角ですね。

 

ただ、それだけだと狭いなーと思うことが多々あります。

 

FE 55mm F1.8 ZAが軽くて写りがいいので、よく付けっ放しで持っていくことが多いのですが、狭い。

最近買ったオールドレンズのSummicron R 50mm F2も狭い時があります。

 

とはいえ35mmのレンズにすると一気に広くなりすぎる。

代表的な画角で35, 50, 85とありますが、50~85以上に35~50の隔たりが大きいのでは?と常日頃考えてます。

 

標準ズーム買えって話なんですけどね^^;

それは置いといて。

 

昔APS-C機を使ってた頃、写りとボケを求めてsigma 30mm F1.4 DG HSMというレンズを使ってました。きっとお世話になってる or なってた方は多いはず。

 

あれは35mm換算で46mm。標準よりちょっと広い。そんなところがちょうどいい。

写りとボケに満足してましたが、画角も気に入ってました。

 

40mmはもっと広く、35mmに近い画角ですが、ちょうどいいんですよね。

カメラを引いたり寄ったりすることがあまりなく、その立ち位置でいい写真が撮れます。

※ちょうどいい画角ということは、裏を返せば凡作を撮りがちということ。表現を求めるなら、ある意味一番工夫がいるのかもしれません。 

 

_DSC3288-Edit

↑夜桜を画面いっぱいに映し出しました。

 

寄りに関しては、さすがにキヤノンRFマウントのRF35mm F1.8 マクロ IS STMのようなハーフマクロには及びませんが、

最大撮影倍率は約0.3倍、最短撮影距離が24cmと、かなり寄れます。

 

寄りたい場面って、わたしの場合はテーブルフォト一択ですし、この数字で特に不都合はありません。

 

それと風景だけじゃなく、ポートレートもいい。相手との距離感がいいんですよ。

 

中望遠レンズはポートレート向けと言われます。

よく知らないモデルさんを撮るにはちょうどいい距離感なのかもしれませんが、家族を撮るにはちょっと遠く感じるんですよね。

 

広角レンズ特有の歪みが嫌なら中望遠マストですが、家族だし・・・という感じです。

 

1人ならまだしも3,4人となると、40mmは結構重宝します。

 

近いレンズ性能のレンズとの比較

似てる画角で購入候補だった他のレンズと比較してみます。

 

40mmでは、

  • Sigma 40mm F1.4 DG HSM

 

シグマの標準域のレンズでは最高峰の写り。

F1.4も申し分なく、唯一にして最大のネックは1.2kgという重さです。

 

おそらく解像度でBatisは負けてしまうでしょうが、Sigma 40は重すぎて即除外しました。

 

35mmでは、

  • Sigma 35mm F1.4 DG HSM

 

9万円前後と比較的安いのは魅力的です。ちょっと考えてました。

755gと重いのがネックですね。わたし的にギリギリアウト。

あとシグマの色乗りがね。不満です。

 

【追記】35mmのF1.2ミラーレス専用設計版が出ましたね。

 

  • Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA

18~19万円代という値段と重量 (630g)でアウト。

 

  • Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA

 

安く最強の携帯性だが、これなら標準ズーム買うかなあ。あと寄れない。

 

  • 【追記】FE35mm F1.8

 

5万円台の手頃な価格のF1.8レンズが出ましたね。

レビューを見る限り優等生な写りでコスパはいいけど、個性が足りないという意見が。

 

もっとも求めていたのが描写性だったので今考えてもパスですね。

 

  • Loxia 2/35

 

正直描写だけなら、Batisよりもさらにツァイスらしいコクのある発色のLoxiaが気になってました。

参考:Carl Zeiss(カールツァイス) Loxia 2/35 実写レビュー | フォトヨドバシ

 

Batisは13万円台のレンズにしては質感がちゃちくて、フードがプラスチック。

実用性、軽さを求めた代償です。

せめてフードはアルミ製で内毛があればなあ。

 

その点Loxiaシリーズはお値段相応の高級感があるようです。

 

ただしLoxiaはマニュアルフォーカスのみ。今の自分にはきつい。

家族がいるとじっくりピント合わせなんてできないし、左手に子供、右手にカメラという状況もあります。

 

子供の指つつき攻撃から逃れるためには、カメラを構えない状態で構図や光を読んで、さっと撮るという技術が必要です。

 

オートフォーカスが絶対条件でした。

でも描写は好き。いつか買うかも。

 

最後に 

 

独特の描写はいつまでも惚れ惚れしますね。

 

なんども言いますが、

もうこれ一本でお出かけ・旅行は乗り切れます!

 

ちょっと標準域のレンズが増えてきたので整理しないと(^^;;

 

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAを持ってる人は、予算が許すならこっちも揃えると幸せになれるかもですね。

それでは。